2017年06月25日

荒神山の山寺 千手寺

4月11日、日夏里館の談話会でお話しいただいた千手寺。苦労をされていることもお伺いしましたが、境内には落ち着いた山寺の景観があります。
山下に山門があり、長い階段を上っていくと中門があり、その正面には観音堂があります。時々お尋ねすると中門の屋根に草が生えていて気になっていたのですが、雨が降る前に取っておきたいと思い6月20日に住職さんと一緒に草取りをしました。


中門の上から見た境内写真もなかなか。
中門の棟の瓦には「天神 瓦や平右ヱ門」「戊嘉永元年 申八月吉日」のヘラ書きがあり、嘉永元年(1848)製造の瓦が使用されていました。また、「犬上淸﨑/瓦製造所/辰巳栄次」の刻印も認められました。地域の瓦屋の発見も出来ました。

そして。翌日には雨が降りました。

今日もまた雨降り。実は、今日は妙楽寺山の森づくりの予定日でした。

9時に荒神山公園第4駐車場まで行ったのですが、雨は危険を伴うので本日の山仕事は中止。そこで、オオシマザクラの小枝を持ち帰り、初めてですが挿し木にしてみました。こんなのでいいのかな?どれか着いてくれるとよいのですが。着いたら、また山に返したいと思います。


最近は荒神山に関わることがいろいろあるのですが、大切な地域課題と思われるのですが?




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:15 Comments( 0 ) 日夏の景観

2017年01月24日

雪除けの間に 農山村の「歩き屋」の書

昨日と今日の大雪は、前回の比ではありません。
今年一番の大雪。えっ!米原よりも多い。
何年ぶりでしょうか?
終日雪の除去で疲れました。
日夏里館の前はこんな感じ。

午後には自宅の前も屋根から落て来た雪で、「かまくら」も文句なしに作れそうです。
隣で雪除けをしていた方を見てください。
雪国の苦労を実感しました。



先般経済学部の生協で何気なく購入した岩波新書、農山村の「歩き屋」と自称される小田切徳美氏の『農村は消滅しない』を休憩時に読んだ。


乱暴な「農村たたみ論」に対する書とのこと。
不勉強で知らないことが多かった。
第Ⅱ章は「地域づくりの歴史と実践」
恥ずかしながら、智頭町「日本ゼロ分のイチ村おこし運動」も知らなかった。
あーあ、恥ずかしぃー。
とは言え、一読をお勧めしたい。
ヒントもいっぱいのように思いました。


タグ :大雪農村


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:41 Comments( 0 ) 日夏の景観

2017年01月15日

日夏里館も雪・雪・雪。展示と地域の景観も

久方ぶりの大雪 彦根は31㎝とか。
朝先ず雪除け。手が冷たいので休憩して再開しましたが、みんな地先の雪除けに努力、努力でした。




午後には日夏里館の南口への雪除けを行いました。
14:00ひどい雪の中ながら高宮で座・ギャラリーを主宰されている横山栄一氏が、淡日の疋田さんと一緒にお見えになりました。春に高宮・彦根・日夏で連携展示の件についてのことでした。高宮では毎月のように展示をしておられるそうです。ぼちぼち考えよう。

ところで、今日は10:30から妙楽寺農業組合の総会。地域の農地や用排水水路をどのように維持していくのか、地域のこれからをどうして行くのかが問われているようです。妙楽寺は農地の所有者が構成員となっています。勿論、米作を継続している人のみでは維持できないため、変更されてきました。
地域の土地を見捨ててしまったら、荒神山林道沿いの皆伐事件のようなことなってしまいかねないように思われます。地域の子どもたちへ、次世代へどのような快適な環境を保持し、伝えていけるか知恵を出し合うことが喫緊の課題となっているように思われます。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:38 Comments( 0 ) 日夏の景観 日夏里館

2016年12月20日

フォト俳句展示と十五世五老井

小雨が降るあいにくの天気ですが、日夏里館に立ち寄りました。
日夏句会のフォト俳句作品の展示が日夏里館1階ホールに展示されています。
びわこ句会、第八俳遊会の作品も展示されています。



   里を守る露崖仏多き紅葉坂   しげる
  心地よく稽古のすすむ小春かな 房子
こんな句もありました。


また、先日荒神山林道を歩いていて気づいたのですが、千手寺近くで新しい句碑が見つけました。
 次の世へ 托する音や 木の実落つ
          十五世五老井 寺村陽舎
そういえば、「五老井襲名記念句集」をいただいていたことを思い出しました。


十五世五老井の盛んな取り組みに、拍手を送りたいと思いました。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 12:08 Comments( 0 ) 日夏の景観 日夏里館

2016年09月12日

日夏で現代アート展開催!

日夏で大正期のよろず屋(半六商店)を再開された「淡日」、開店されて一年になります。その一周年を記念して、8月28日~9月11日まで淡日で現代アート展が開かれました。案内リーフには、つぎのようにありました。

美術を越えて日常へ
 「よろずの光」面白い
堀尾貞治・山下克彦 あたりまえ過ぎた2人展



最終日の9月11日には、堀尾貞治さんや山下克彦さんが淡日に来られ、現代アートのパフォーマンスを披露されました。参加者もいろいろなパフォーマンスに参加したり驚いたりと楽しい一時を過ごしました。
現代アートとは見るのではなく参加するものだと言うことを感じました。


9月10日には、日夏里エコクラブによるEM研修会が日夏里館で開かれ、活発な質疑がなされていました。
こちらも、なかなかでした。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 23:05 Comments( 0 ) 日夏の景観
QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 9人
プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。