彦根の張り子玩具?
変な木製品を残していました。
実は、彦根の張り子玩具の木型らしい・・・

昭和61年(1986)解体された旧日夏小学校学校博物館の部屋に残っていた不思議な木製品、実は彦根張り子の木型であることが判明しました。
黒くて少し気味悪いようなものでしたが、何か分からず取りあえず保存していました。
昨日近江の玩具研究家藤野滋さんがお見えになり、少し謎が解けました。

一見クジラのような木型は、「ピンピン鯛」と呼ばれる赤い鯛の張り子をつくるものでした。まさか赤い鯛になるとはとても思えませんでした。

ピンピン鯛は、近江郷土玩具研究会編『近江の玩具』の表紙左側やや下に掲載されています。草津地方では男児が生まれると母方の里からピンピン馬を送り、女児が生まれるとピンピン鯛が届けられたとのこと。赤い馬と赤い鯛で、赤色は厄除けで、元気に育つようにと願いが込められたという。
彦根では、張り子の首振り虎と鯛車があり、後者はピンピン鯛と同様な物です。今回確認した木製品の中には、首振り虎の頭の木型が残っていました。

今後の検討を期待し鯛。
実は、彦根の張り子玩具の木型らしい・・・

昭和61年(1986)解体された旧日夏小学校学校博物館の部屋に残っていた不思議な木製品、実は彦根張り子の木型であることが判明しました。
黒くて少し気味悪いようなものでしたが、何か分からず取りあえず保存していました。
昨日近江の玩具研究家藤野滋さんがお見えになり、少し謎が解けました。

一見クジラのような木型は、「ピンピン鯛」と呼ばれる赤い鯛の張り子をつくるものでした。まさか赤い鯛になるとはとても思えませんでした。

ピンピン鯛は、近江郷土玩具研究会編『近江の玩具』の表紙左側やや下に掲載されています。草津地方では男児が生まれると母方の里からピンピン馬を送り、女児が生まれるとピンピン鯛が届けられたとのこと。赤い馬と赤い鯛で、赤色は厄除けで、元気に育つようにと願いが込められたという。
彦根では、張り子の首振り虎と鯛車があり、後者はピンピン鯛と同様な物です。今回確認した木製品の中には、首振り虎の頭の木型が残っていました。

今後の検討を期待し鯛。
2015.06.15 今日の日夏里館
今日は、7月1日発行の『日夏里館だより』第13号の準備中です。
乞うご期待。
今日の日夏里館写真を、掲出します。
西側、朝鮮人街道から

南側から
東側から
村役場正面にある曳山の「日夏山」、台車を設けて移動可能なようにしたいものです。

乞うご期待。
今日の日夏里館写真を、掲出します。
西側、朝鮮人街道から
南側から
東側から
村役場正面にある曳山の「日夏山」、台車を設けて移動可能なようにしたいものです。
タグ :日夏里館
日夏里館の屋根裏
久しぶりに6月6日には、日夏里館二階の耐震改修のための確認作業として、大信建設の高木幹雄さんと日夏里館の屋根裏へ上がりました。しっかりかり組まれているとのことで、安心しました。写真がうまく写っていなかったので、以前の写真ですが参考に入れておきます。

ところで、5日には日夏ネイチャークラブによるホタルの観察会予定でしたが、雨降りのため中止になりました。
しかしこの日、宮城県登米市から来られた「とめタウンネット」の足立千佳子さんの話しを聞くことが出来ました。エネルギーがいっぱいと言った感じの話し方、キヤラは意識的に作り、演出しているとのこと。まちづくりへの演出の大切さを聞かされたような気がしました。
梅雨入りで雨が多くなってきましたが、6月6日の夕焼けはきれいでした。


ところで、5日には日夏ネイチャークラブによるホタルの観察会予定でしたが、雨降りのため中止になりました。
しかしこの日、宮城県登米市から来られた「とめタウンネット」の足立千佳子さんの話しを聞くことが出来ました。エネルギーがいっぱいと言った感じの話し方、キヤラは意識的に作り、演出しているとのこと。まちづくりへの演出の大切さを聞かされたような気がしました。
梅雨入りで雨が多くなってきましたが、6月6日の夕焼けはきれいでした。
よく出来ている格天井
日夏里館2階大広間の天井は、格天井(ごうてんじょう)です。


格縁天井ともいい、古くからの伝統工法とのことです。直交する格縁の断面は四角と思っていたら、そうでは無かったことは、新たな発見でした。二段に削られていて、その組合せには苦労するとのこと。
このことは、5月11日の改修打合せの時に、大信建設の高木幹雄氏から教えていただきました。広い面積ほど交差する部分の調整は大変なようです。
念のため設計図を確認すると、断面図も記されていて、格縁の巾2寸で二段に削り込むように記されています。天井材はトマ・テックスとあり、ブルーの天井でした。
伝統工法を活かして作られている日夏里館、なかなか苦労して作られているようです。
今日の日夏里館も。

格縁天井ともいい、古くからの伝統工法とのことです。直交する格縁の断面は四角と思っていたら、そうでは無かったことは、新たな発見でした。二段に削られていて、その組合せには苦労するとのこと。
このことは、5月11日の改修打合せの時に、大信建設の高木幹雄氏から教えていただきました。広い面積ほど交差する部分の調整は大変なようです。
念のため設計図を確認すると、断面図も記されていて、格縁の巾2寸で二段に削り込むように記されています。天井材はトマ・テックスとあり、ブルーの天井でした。
伝統工法を活かして作られている日夏里館、なかなか苦労して作られているようです。
今日の日夏里館も。