2016年10月30日

【滋賀ヴォーリスネットワーク】2016年交流会 堅田教会

10月30日(日)は秋晴れで、午後、堅田教会で【滋賀ヴォーリスネットワーク】2016年交流会が開かれました。


堅田教会へ行くのは初めてでした。
堅田教会の会堂設立は1930年12月15日で、日夏村役場(日夏里館)が1935年(昭和10年)4月竣工なので、4年4ヵ月早い時期です。周辺は水田であったそうです。ウイリアム・メレル・ヴォーリズの設計になり、1999年登録有形文化財になっています。宮大工さんが建てられたとのことでした。ヴォーリズの近江ミッションの伝導拠点として建てられた教会で、今津・野田・水口とならぶ教会のようです。


竹内 宙(ひろし)牧師によるヴォーリズ建築と堅田教会についての丁寧なお話の後、後藤萌さんによるチェンバロとポジティブオルガンの演奏がありました。チェンバロの演奏を聴くのは初めてで、外観はピアノのようでしたが音色は全く別でした。
その後、会堂内を見学させていただきました。藤本貴司氏撮影になる素晴らしい絵はがきつくられていて、その内の1セットのみですが購入してきました。


来年は、10月25日頃旧水口図書館で開催と決まりました。ヴォーリズ建築の水口教会も近くにあり、来年も楽しみです。








Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 19:53 Comments( 0 ) ヴォーリズ建築

2016年10月25日

凄かった稲部遺跡の現地説明会

22日(土)の稲部遺跡の現地説明会は凄かった。その人出が凄かった。


13:30からとのことで10分前頃に行くと、3ヶ所予定されていた駐車場もいっぱいで止めるところがないとのこと。おまけに、600部用意されたという資料も既になく、資料なしで現地を見ざるを得ない状態でした。
出土遺物の見学も行列。「魏志倭人伝」が伝える「邪馬台国」ど同時代の国の一つが稲部遺跡である可能性が出てきたと全国に報道され、大変な人出であった。「邪馬台国」への興味関心の強さはやはり相当です。


今回は第7次調査で、古墳時代前期前半 3世紀中葉から後葉の方形区画を区切って大型建物・超大型建物(居館や倉庫の可能性)が柵(塀)による区画を伴って発見されたという。また、第6次調査の現地(南側の儀礼空間など)も見ることができた。現地は、柱穴跡や竪穴住居跡・溝などが重複し、図面で確認し説明を聞かないと分かりにくい状態でした。出土遺物も見ることができたが、ともかく今後の調査に期待したい。
今日は早くから雨が降り出しましたが、彦根市教育委員会文化財課へ行って、漸く現地説明会資料をいただきました。実は、日夏里館(旧日夏村役場産業組合合同庁舎)の自動火災報知器設置にかかる補助金の手続きに出かけたのでした。
彦根城ばかりでなく、市内の色々な文化財、遺跡が大切にされることを期待したい。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 18:59 Comments( 0 ) 活動メモ

2016年10月18日

イモ掘りと防災訓練・・・

今年は3種類のサツマイモを植えたのですが、安納芋の一部を掘ってみました。
今年は多くの家でサツマイモが大きくなっているとのこと。まずまずでした。

さて、10月16日(日)の午前中は日夏町避難誘導訓練及び防災演習でした。
一時避難所(自治会の集会所)へ集合して、みんなで二時避難所(今回は日夏町民運動場)へ歩いて避難でした。

避難誘導の集会の後、第2部は自治会毎に炊き出し演習でした。
ボンベでお湯を沸かして、非常食の試食でした。


天気で好かったですが、災害の時は大変です。
日夏町全体の避難訓練ながら、8自治会の内1自治会が一緒でなく、残念に思いました。非常の場合こそは協力すべきだと思いました。協力してまちづくりに取り組む日夏であってほしいと思います。
先日県立大学の「地域社会と女性キャリア創生」へ行ったのですが、日夏町の今は、何か、男社会が生み出した状況のように思えてきました。
どうなのでしょうか?




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 00:02 Comments( 0 ) 活動メモ

2016年10月11日

日夏村役場事務室談話会

今日の日夏村役場事務室談話会は、荒神山を愛する仲間の会の大森豈江さんの話題提供でした。

大森さんは、ご主人の勤務の関係で転々とされたようですが、日夏には昭和63年3月から定住され、28年になるとのこと。住むようになって最初は息苦しさもあり、山へ行って気持ちを晴らしたとか。

山へ行くとゴミが気になりだし、平成13年頃、リサイクルステーションの資金に仕事とは別に古紙回収に取り組まれている市職員を知り、ゴミ拾いも自分たちで取り組まれたとのこと。当時は、今日ほど山歩きする人は多くなかったが、やりはじめると、市の環境課や清掃センター、林道所管の農林水産課も協力してくれたとのこと。
やった分はきれいになり、歩いている人が協力してくれて、3年掛かって稲枝側まで道沿いは拾ったとのこと。新聞に取り上げてもらってから、ゴミが激減し、荒神山神社の祢宜さんも協力してくれた。ゴミは殆どなくなったが、参加者も60代ではじめた人も、70代、80代なった。

しかし、林道登り口の皆伐には皆が怒っている。

あじさいを植える人、ゴミ袋を持って歩く人もあり、始めた頃は「こんな恥ずかしい山」が→「こんな素晴らしい山」になりつつあるとのこと。

それから、生ゴミ処理に出会い、発酵の素晴らしさを感じる。
山、自然の素晴らしさ、循環型社会、命にもつながっていることも。

参加者からは、日夏山では松茸が多く取れ、各戸に配給もあったこと、松茸山の後柴取りに行ったとの話があった。また、林道は境界も定めず工事され、問題があるとの話しも出された。
トップが熱意のある人であれば地域は変わるとの話しも出されていた。日夏にはないが、まちづくりについて議論の場が生まれることが重要との意見が出されていました。
ささやかな談話会ながら、楽しく過ごしました。
話題提供の大森さんありがとうございました。
次回は、11月8日13時からです。お時間が許しましたらぜひお越し下さい。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 19:37 Comments( 0 ) 活動メモ

2016年10月04日

五老井十五世 句碑

昨日は雨、今日はまずまず。
今年は秋晴れが殆ど見られない不思議な天気。
今日の日夏里館。


午後、日夏里館2階で句会が開かれていました。

さて、旧日夏小学校の敷地の一角に、こんな句碑が建てられました。

 歌はれて
 描かれて
   散って
 チューリップ

 五老井十五世 
  寺村陽舎
裏面には、関係者の名前が刻まれています。 
  日夏句会
 疋田和子  西川雪子
 寺村澄子  寺村隆子
 疋田美恵子 川村信子
 江畑弘子  寺村房子
平成二十八年十月吉日建之

そう言えば、七月に「弟十五世嗣号 寺村陽舎(しげる)五老井襲名記念句集」をいただいていたのを思い出しました。

日夏里館に自動火災報知器を設置し、去る9月28日には消防署の方が検査に見えられ、登録文化財であるので市の補助金をお願いしており、今日彦根市の担当者が設置状況を確認に見えられました。この時、句会の様子をチラッと見せてもらいました。
充実しているようです
ついでに、日夏里館の向かいにある天野栄次郎石碑、少し草取りをしました。


タグ :句碑五老井


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 16:28 Comments( 0 ) 日夏里館周辺
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。