2015年07月27日

日夏里館 耐震改修始まる!

7月24日から日夏里館2階の耐震補強の工事が始まりました。
2階大広間や和室にあった木曜ハウス等で使用しているいろいろな器物、椅子や机を始めとするものを、1階等へ移動し片付けることが大変でした。
これは、朝の大広間。

1階の時と同様、昭和9年の設計図にある筋交いの位置を確認し、補強を行っていくことになります。
これは、24日夕方2階大広間西側。

これは今日27日夕方の2階和室です。


7月26日には妙楽寺自治会の防災研修があり、地震の話もうかがいました。

耐震補強は、8月26日には完了する予定です。
何とか安心して使い続けられるようにしたいと思います。
乞うご期待。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:26 Comments( 0 ) 日夏里館 日夏里館改修

2015年07月20日

いよいよ梅雨明け 日夏里館にも変化が

今日は月曜日。
漸く近畿も梅雨明けとのことで、暑い日になりました。
稲もぐんぐん育ってくれることと思います。




ところで、どちらが「環境こだわり農産物圃場」?
畦畔ブロックが敷設されているのに、畦塗りされて歩けなくなり、その上雑草が生えると強力な除草剤が散布されて、正直困っています。
兼業農家が作っておられた一昨年までは、こんなことは無かった。

昨19日の夕方、日夏里館の裏手で日夏里エコクラブによるEMボカシ作りがされました。

今日20日には、荒神山の一角の妙楽寺山で森づくりを進めていただいているOMBK 特定非営利活動法人おうみ木質バイオマス利用研究会の講演会があったので、森づくりの7月事業として参加させていただきました。
会場は彦根市民会館第1会議室。
「花を早く咲かせ、長持ちさせる薬剤の発見と実用化への期待」と題し、「花咲かじいさんになりたい」といわれる龍谷大学農学部教授佐藤 茂 氏の講演でした。
その後OMBK総会が開かれました。2014年度の事業報告資料には、妙楽寺山での取り組みが掲載されていました。
感謝。感謝。

さて、24日(金)から日夏里館2階の耐震改修工事に入ります。
22日10時から直前の打合せ予定です。
8月26日まで約一ヵ月の工事で、日夏里館は新しく甦ることでしょう。
乞うご期待。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:49 Comments( 0 ) 日夏の景観 日夏里館

2015年07月13日

indoor Market 若手店主結集


7月12日(日)は、indoor Market 若手店主結集。
日夏里館は一日賑わいました。
12もの店が。
カフェーと一階ホールと表の広場も使って。



こんなチラシも作られていました。
滋賀・岐阜・愛知から。









Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:54 Comments( 0 ) 日夏里館

2015年07月06日

張り子木型 意外な展開!

日夏里館だよりで紹介しました張り子の木型(旧日夏小学校の民具)について、その後急展開。
郷土誌『日夏の歴史』の中に、妙楽寺(日夏八ヶ村の一つで、日夏里館が立っている集落)に嘉永4年(1851)と安政4年(1857)、更に明治2年(1869)の記録に「面張職」が記されていました。妙楽寺の北川家と考えられ、同家では「面屋」(めんや)だったと聞き伝えおられました。



かつて水屋にあったという木製品を残しておかれました。
外に置かれていたこともあり、状態が悪いのですが、切り目が認められ、やはり張り子の木型であったことが確認されました。
張り子の制作は、明治17年(1884)に亡くなられた方までかと思われそうです。

日夏町の妙楽寺で彦根張り子が制作されていたとは、意外な発見でした。
また、先に報告した「おたふくさん」かと思った木型は、「猩々」とのことでした。


このことも意外でした。

藤野滋さんに教えていただきました。
ありがとうございました。
それにしても、少し不思議で気持ちが悪い物でしたが、木型を残しておいて本当によかったと思えてなりません。
この木型がなかったら、彦根張り子を制作した面張職の発見にたどり着くことはなかったように思われます。
旧日夏小学校の木型と一緒に保存することになりました。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:19 Comments( 0 ) 日夏歴史研究会
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。