2019年10月20日

キッチンカーが来た!etc.

大型の台風19号は12日に風が強く心配でしたが、幸い被害は無くほっとしました。
ところで、10月6日(日)には応援いただいて日夏里館一階ホールに妙楽寺遺跡採集土器の展示作業をしました。7日から公開のためです。展示作業で新しい発見! 奈良時代の須恵器の坏に墨書が発見されました。


妙楽寺遺跡は弥生時代から現代に至る集落遺跡ですが、奈良時代の遺跡としても注目されそうです。「墨書土器」見に来てね!

10月7日(月)の午前には、コープしがのに来ていただいて、健康づくりのお話と健康レシピの試食でした。試食は、「ぼってりあげのピザ」と「人参と竹輪のきんぴら」を味わいました。


午後は二階大広間で、「元気で長生きする秘訣」のお話と茶話会でした。包括支援センターの坂田さんが来られました。

10月8日(火)は、10時から荒神山神社の古文書を読む会、午後は談話会で、最初に妙楽寺遺跡の展示案内をしてから、日夏村役場事務室で荒木敬之さん伊藤容子さんを交えての茶話会でした。

「月カフェ ひかり」は、毎週月曜日9時から午前中に開かれています。お気軽にお越し下さい。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:28 Comments( 0 ) 活動メモ 日夏の歴史

2017年09月03日

104年前 日夏小学校の遺品

 多賀大社門前でカフェを営まれている「多賀あさひや」さんから、旧日夏小学校関係の遺品をいただきました。
 それは、径6.0㎝の盃です。外側面に「日夏尋常高等小学校落成式」と書かれ、見込みには「祝」の金文字と、絵が描かれています。裏には「九谷」の朱書もあります。


 明治41年(1908)小学校令が改正され、2年制の高等科は義務教育内に含まれることになり、義務教育が6年に延長になります。「日夏尋常高等小学校」は同年4月1日より高等科二学年を併設しました。このため、隣接の字海道ノ上・地蔵堂の土地約三反を買い入れ、8月に一期工事に着手、同年10月に竣工。明治45年10月二期工事に着手し、大正2年(1913)に竣工、3月15日に校舎の落成式を挙行しています。
 提供いただいた落成記念の盃は、大正2年3月15日の落成記念のものと思うのですがどうでしょうか。それならば、104年も昔のものと言うことです。
 盃は、10月28日の日夏小学校の遺品展示バートⅡで展示したいと思います。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:40 Comments( 0 ) 日夏の歴史

2016年09月27日

日夏里館だより第18号 10月1日号

10月1日発行の『日夏里館だより』第18号が出来上がりましたので、お届けします。11月5日の「彦根張り子」木型と作品の展示は、お見逃しなく。




ご愛読、ありがとうございます。







Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 08:07 Comments( 0 ) 日夏木曜ハウス 日夏の歴史 日夏里館

2015年11月02日

「絵図から日夏の歴史を見る」日夏里館で展示ほか

日夏里館保存の原点になるのは日夏歴史研究会の取り組みです。その日夏歴史研究会のこれまでの日夏の歴史を読み解くまとめのような展示「絵図から日夏の歴史を見る」が11月1日日夏里館で開催されました。



日夏の13点の絵図の複製と関係資料が展示され、10:30~と12:30~の2回、寺村二三夫氏が展示解説をされました。展示の解説の中心は次の4項目でした。
1.日夏は古代集落である。(古代)
2.日夏の中世の古屋敷は港湾都市であった。(中世)
3.日夏城没落後、江戸時代の初めまでに、日夏は集落単位で移住した。(近世)
4.安田村と中沢村の中世の古屋敷は現在の居住地にあった。


日夏八ヶ村の内六ヶ村が近世初頭に朝鮮人街道沿いに移動したことが特徴的でした。


実は11月1日には、「森づくり・森づかい塾」も開かれ、忙しかった。
OMBKおうみ木質バイオマス利用研究会主催で、第13回が荒神山公園第4駐車場横の妙楽寺山で開催されました。下から3段目の広場の整備が中心でした。続いてもう少し広場を整備する予定で、次回は11月29日9:00~15:00に開催です。興味のある方は、是非参加下さい。当日9:00に軍手持参で、荒神山公園第4駐車場にお越し下さい。


「森づくり・森づかい塾」のメールでのお問い合わせ等は、info@ombk.info 担当寺尾まで。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:30 Comments( 0 ) 日夏の歴史 里山

2015年09月14日

「彦根張り子」の発見

9月12日の『しが彦根新聞』で、日夏里館で保存している張り子の木型が「彦根張り子」の木型として紹介された。
永年郷土玩具研究を進めてこられた近江郷土玩具研究会代表藤野滋氏は、江戸期の彦根の暮らしを象徴するものと「彦根張り子」を高く評価された。



正面から見るとアヒルのような頭は、トラの張り子の写真と比較して紹介され、首振りトラの頭であることがよく理解できる。
張り子を作っていたのも日夏町の北川家であったことも明らかにされた。

貴重な木型であることが判明したので、大切に保存していきたい。
できれば、来年の秋には日夏里館で展示も計画したいものです。
情報があればお知らせいただければ幸いです。
約30年前、残しておいて本当によかった。よかった。


タグ :彦根張り子


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:27 Comments( 0 ) 日夏の歴史
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。