2014年07月21日

耐震改修真っ只中

日夏里館の耐震改修は、真っ只中です。
前回に改修開始前の写真を掲載したところですが、7月2日から改修工事が進んでいます。

村役場事務室を南西廊下から覗いた今日 7月21日の現状です。

痛んだ床板をはずし、根太も取り除き、土間を掃除してシロアリ対策をして、コンクリートを打ち、日夏里館ホールとの間の壁の基礎がしっかりできていない分を基礎からやり直しています。本当に大工事といった感じがします。
壁にも両筋交いと金具で補強しています。
建物の構造や壁の構造などがよく分かります。

北から見た村役場事務所です。

天井をはずしてみると、大きな梁が渡され、天井の桟も残っていました。

明日の午後は改修工事の打合せです。よりよい改修の推進と、今後の使用方法についても検討したいと思います。

改修が進んでいますが、日夏里館の外観は変わらず、こんな工事が進んでいるとはウソのようです。










Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:59 Comments( 0 ) 日夏里館改修

2014年07月14日

村役場事務所付近

7月1日に打合せをして、第2期改修工事が始まりました。
日夏里館の外観は変わらないのですが、一階内側の耐震改修は徐々に進みつつあります。
先ず、これまで物が置かれていて内部の状況が分かりにくかったのですが、7月1日に改修開始時の内部写真を撮影しておきました。

・村役場事務所を北側から
 左奥が村長室で、床が傷んでいるのが見えます。右奥が応接室です。

・事務所西側から見た写真です。
 右の応接室の床板の方向と材が異なることが認められます。この応接室は、一時畳が入っていたことが確認されました。

・事務所東側から
 窓の下には戸棚がめぐっていた痕跡が残り、床も一部傷み、補修がなされていました。

・事務所南西から見た一階ホールとの間の壁面です。
 当初の設計図にない壁で、鉄骨が組まれたときにこの場所に設けられたと考えられ、農協側には灰色ぽいペンキがぬられています。

村役場事務所付近の耐震改修は大変な大工事と言った感じがします。
順次紹介します。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 22:22 Comments( 0 ) 日夏里館改修

2014年05月19日

はじめての改修の打合せ

今日の午後、日夏里館一階の旧日夏村役場事務室で日夏里館改修に向けての打合せをしました。
7月~9月に一階の耐震改修を中心に第二期工事を実施する予定です。このため、初めての打合せでした。
安心して利用いただけるようになんとか進めたいと思います。


また、今日は奈良から雑誌『やまとびと』の編集長の堀井清孝氏がお見えになり、最新号を提供いただきました。


ヴォーリズ建築を連載で紹介されていて、安土にある旧伊庭家住宅が紹介されていました。改修打合せのため、ゆっくりと案内とお話しすることはできませんでしたが、お許しください。

ところで、改修期間中の8月23日(土)、改修現場の見学会も開催する予定です。一粒の会と協力しての開催予定ですが、交流の場となれば幸いです。
その節は、ぜひお越しください。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:43 Comments( 0 ) 日夏里館改修

2014年01月14日

日夏里館は見違えるようです。

日夏里館は見違えるようになっています。

昨日は改修の最終打合せ。
石井和浩氏も来られて、登録文化財のプレートの位置等の確認を行いました。。

今日は2階の窓の建具の取り付けや建物外周廻りの点検補修が進められました。窓の建具は、もう少し調整等を18日に実施予定とのこと。

今日の日夏里館の写真を御届けします。



南側と東側はこんな感じ。


今日の午後は農談会で、JA南支店から説明に来られました。小規模農家をやめさせるための国の政策が追求する大規模化だけでなく、零細兼業農家が景観保全のために持ち出し覚悟で続けていることを大切にすべきかと思います。少なくなった農家戸数を見るに付け、やはりおかしい。

今日の荒神山もきれいでした。






Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 17:20 Comments( 0 ) 日夏里館改修

2013年12月24日

窓の改修と下見板張り

今日12月24日、朝は上天気でした。
しかし、午後からは雨が降りだし、寒い日になっしまいました。


朝から日夏里館の外も内も改修作業の追い上げです。
1階の窓の改修、取り付けは済んでいるのですが、2階の窓の改修が進められました。

2階の窓はサッシが、やや不自然に取り付けられていいましたので、今回西側(朝鮮人街道沿い)および南側の窓を復旧することになっています。三ツ割になった窓の2本の帆立を切断し太い鴨居が入れられていましたので、先ず鴨居をはずして帆立を復旧する必要がありました。


ベテランの大工さんが工夫しながら、帆立の復旧が進められました。

別途作成した窓を取り付けることになります。

外では、防水シートを貼った上に下見板張りが進められました。また、窓枠などの塗装の補足も進められました。

28日には足場を解体予定とのことです。
どんな姿が見れるのか楽しみです。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:00 Comments( 0 ) 日夏里館改修
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。