2015年05月27日

石寺のエコ民家ほか

5月23日(土)滋賀県立大学の近江環人再生学座のコミュニティ・プロジェクト実習Ⅱで彦根市下石寺集落を見学しました。
テーマは「環境に配慮した暮らしの実践」
指導は地域共生センターの鵜飼修先生と小島なぎささん。

趣旨は、2007年1月から地域のポテンシャルを活かした「環境に配慮した暮らし」の実践の場として、薪ボイラー薪ストーブによる里山バイオマス利用、省エネ生活、空き民家を活用した学生寮やコミュニティスペースの運営、まちづくり会社の設立など、伝統的集落でありながら、先進的な取組を実践しているとのことで、それらの取組を体感し、環境に配慮した暮らしのあり方を考えることでした。

石寺のエコ民家ほか

先ず、荒神山中腹の旧日吉神社跡から下石寺集落を遠望。里山整備が行われていましたが、登った時には終了でした。赤松の松枯れが目立ち、伐採整理の必要があるとのことでした。伐採した木材は、マキにして薪ストーブや薪ボイラーに活用されます。

石寺のエコ民家ほか

昼食後集落内の町歩き。明治29年9月12日の洪水最高標の石柱があり、大きな太鼓が納められた総蔵、外壁に船板を張った蔵、集落の廻りのよどんだ堀、琵琶湖も直ぐでした。
石寺のエコ民家ほか

石寺のエコ民家ほか

石寺のエコ民家ほか

真宗本願寺派の本隆寺には、「人生は、長さでなく深さである」との標語が掲げられていました。
その後、エコ民家の見学と薪割り体験。そして、3号館で気づいたことや物を書き出してワークショップ。更に懇親会も。ここにはコミュニティ・バーも設けられていました。
石寺のエコ民家ほか

学生寮が設けられていますが、更にコミュニティ・スペースを活用して事業も更に計画されているようです。色々な組織があり、町づくりに取り組まれている一端を知ることができ、有益でした。



同じカテゴリー(各地の取り組み)の記事画像
一粒の会の20周年
改修された旧愛知郡役所
延寿寺 多彩な取り組み
ちょっと野洲へ 寄り道
ヴォーリズ今津郵便局の会との交流
県内で唯一残る愛知郡役所の今
同じカテゴリー(各地の取り組み)の記事
 一粒の会の20周年 (2018-11-04 20:26)
 改修された旧愛知郡役所 (2018-10-21 20:58)
 延寿寺 多彩な取り組み (2017-09-12 18:20)
 ちょっと野洲へ 寄り道 (2015-11-24 20:34)
 ヴォーリズ今津郵便局の会との交流 (2015-10-27 20:47)
 県内で唯一残る愛知郡役所の今 (2014-02-25 00:56)


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 00:22│Comments(0)各地の取り組み
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 9人
プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。