2015年06月01日

よく出来ている格天井

日夏里館2階大広間の天井は、格天井(ごうてんじょう)です。
よく出来ている格天井

よく出来ている格天井

格縁天井ともいい、古くからの伝統工法とのことです。直交する格縁の断面は四角と思っていたら、そうでは無かったことは、新たな発見でした。二段に削られていて、その組合せには苦労するとのこと。
このことは、5月11日の改修打合せの時に、大信建設の高木幹雄氏から教えていただきました。広い面積ほど交差する部分の調整は大変なようです。
念のため設計図を確認すると、断面図も記されていて、格縁の巾2寸で二段に削り込むように記されています。天井材はトマ・テックスとあり、ブルーの天井でした。
伝統工法を活かして作られている日夏里館、なかなか苦労して作られているようです。

今日の日夏里館も。

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Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:08│Comments(0)建物内部
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日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。