2014年12月29日

北米移民、感動の映画「バンクーバーの朝日」

映画「バンクーバーの朝日」のリーフレットが、日夏里館に届けられていました。
気になるので、彦根ビバシティシネマへ見に行きました。

北米移民、感動の映画「バンクーバーの朝日」

映画館は久しぶりですが、やはり大迫力でした。
 10月の18日の日夏歴史研究会の歴史講演会、「彦根の北米移民」でも小林隆氏から語られた日系二世の野球チーム「バンクーバー朝日」の物語です。
 低賃金と過酷な肉体労働と人種差別の中で、フェアプレーに徹し、西海岸の白人リーグを制し、日系移民や白人までも熱狂させた。しかし、1941年の真珠湾攻撃により日系移民は強制収容所へ移住させられ、苦難の歴史を歩む。

 製材所で肉体労働に就き、キャプテンのレジ-笠原を演じる妻夫木聡や亀梨和也、佐藤浩市をはじめ高畑充希、宮崎あおいほかの演技派俳優が勢揃いとのこと。栃木県足利市に設けられた巨大なオープンセット、再現されたパウエル球場、日系移民が住んでいた日本人街、その隣にある白人街なども見応えがあった。

 それにしても、戦争の問題が深く関わっていることを忘れることはできず、戦後日系カナダ人への謝罪と補償を求めるリドレス運動とカナダ政府の謝罪と補償、更に映画でも触れられた2003年、「朝日」のカナダ野球の殿堂入りした。

北米移民、感動の映画「バンクーバーの朝日」

 念のため、後藤紀夫『伝説の野球チーム バンクーバー朝日』(岩波書店)を読んでみると、実に多くの人々が関係し、苦労したことを知ることができる。そして、1914年の「朝日」創設時のメンバーに開出今出身の5人がいたことも確認できた。
日夏とも関係が深い北米移民の感動の物語を、忘れないでおきたい。



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Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 22:32│Comments(0)メモ
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日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。