2014年11月03日

日夏里館の下駄箱も79年

日夏里館一階の耐震改修が完了したので、少しずつ掃除をしています。
南の入口の階段室に置かれている下駄箱廻りも掃除しました。


下駄箱は、昭和10年(1935)当初から据え付けられていたと考えられます。
下駄箱のマスは、4コマ×8段のものが2つ、5コマ×8段のものが1つで、104コマあります。
正面の大きな下駄箱の裏には、修理のために墨書のある板2枚が打ち付けられていました。


本来一枚のものが三分され、その内二枚分とみられます。
復元すると
  [    ]流防止
    [  ]恥國の恥
その下に「彦根警察署/日夏村役場」
上三分の一に当たる[  ]部分は残っていません。
昭和10年から昭和25年の間に書かれたことは明らかですが、戦前なのでしょうか、戦後なのでしょうか?

この下駄箱も村役場の建物とともに79年の歳月を経てきていることに感心し、愛着がわいてきます。これも大切にして行こう。
でも、笑われそうですね。

日夏里館一階ホール床は、専門のピュア クリーンさんにワックス掛けしていただいてピカピカです。
村役場事務室廻りの廊下も、道具類も撤去してきれいになりました。



旧日夏村役場事務室は、当分隠れ家にしようかな・・・。


タグ :日夏里館


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:23 Comments( 0 ) 建物内部
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。