2009年10月09日

ちょつと前の日夏ヴォーリズ建物の様子は?

 10月5日の昼前に東京在住の建築家成宮洋一さんが来られたときの、日夏町民会館前での写真です。少し意見交換をしました。


 下の写真は、2005年5月14日、この建物をヴォーリズ建築の研究者として知られる山形政昭さんが見に来られたときの建物の様子です。



 かなり草木が茂っていたので、その後にみんなで掃除をしました。玄関灯は落ちそうでしたので、片づけて大切に残しています。



 建物の裏側です。日夏歴史研究会のメンバーとともに山形氏も写っておられます。傷んだ屋根の下には日夏村役場時代のカマドが残っています。



 こんなカマドも掃除をしてきれいにすれば、貴重な体験空間になるように思いますがどうでしょうか?
 5年前の写真の一部を紹介しましたが、これ以外にも著しく変化してしまった部分、あるいはあまり変化していない部分もあります。

 また、少しずつ紹介します。乞うご期待!!


タグ :建物外観


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 23:38 Comments( 0 ) 建物外観

2009年10月05日

屋根の上からの景色は?

 日夏の真ん中 朝鮮人街道沿いにある旧日夏村役場の建物の屋根は、1尺に5寸下がりの急な屋根になっています。一般には1尺に4寸5分下がりや4寸下がりだそうです。急な屋根の方が雨漏りが少なくなります。しかし、それは手入れをしての話です。この建物の雨漏りがひどかったので、2009年2月9日、急傾斜の屋根で怖いながら上りました。その時の写真です。


 東側山手を見た写真です。この建物が建てられた昭和9年(1934)には、東海道線まで建物はなく、水田が広がっていました。現在では、日夏ニュータウンが広がっています。


 北側をみたものです。大きな楠は旧日夏小学校の中庭にあったもので、大切にされています。


 琵琶湖側(下手)を見たところです。低い山の先には日夏庄の惣社 唐崎神社があります。


 西側荒神山を見たところです。手前は妙楽寺の集落です。


 南側を見たところです。やはり、建物が建設された時には、水田が広がっていたところです。サイレンは11時と午後4時に鳴ります。地域の人びとの生活に溶け込んだ時報です。
 今日は、日夏出身の建築家で東京で設計事務所を営まれているという成宮洋一氏が来られ、楽しくお話しさせていただきました。午前中に少し掃除もしました。建物の内部などについても今後紹介していきたいと思います。






Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:22 Comments( 0 ) 日夏の景観

2009年10月01日

日夏ヴォーリズ建築の裏側

 前回紹介した朝鮮人街道側に正面の入口がありますが、その裏側どうなっているのか。雨上がりの今日、空気も澄んでいるので写真を撮ってきました。



 建物の左右に張り出しがあり、上から見るとコ字状になっています。この建物が計画された1934年当時この建物から東側(山手側)には東海道線まで建物はなく、田圃が広がっていました。鉄道から見て格好いいことが設計時意識されたと言い伝えられています。左の下がり屋根の部分には村役場当時のカマドもそのまま残っており、カマドで御飯を炊いたりすることもできます。
 この建物の二階は町民会館として活用されて、会議やサークル活動の場として利用されています。しかし、幅広く活用していくためには掃除や改修なども必要です。
 日夏ヴォーリズ建築に興味のある方、是非お越しください。10月5日(月)9:00から少し掃除をし、10:00~館内を案内したいと思います。見学だけでも結構です。お時間のある方はお越しください。掃除の協力をいただける方は軍手をご持参ください。
 今日見かけた日夏の景色から2点紹介します。


 各所でこんな風景を見かけられます。きっと心の優しい人が住んでいるのでしょう。


左の高い山は荒神山。頂上には荒神山神社や荒神山古墳があります。右の低い山はお城があったところで、頂上が平らになっています。日夏にはいろいろな歴史が秘められています。
 次回には、日夏町民会館の屋根の上からどんな景色が見えるのか紹介したいと思います。ご期待ください。
 10月5日お時間のある方は、日夏ヴオーリズ建築へお越しください。


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:30 Comments( 0 ) 建物外観
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。