日夏里館のサンルーム
11月10日、15時前の日夏里館です。

今日は、朝から日夏里館二階南角の公民館事務室の掃除をしました。
二階の階段を上がったところのこの部屋の上には「公民舘事務室」の表示板が付いたままです。

これは、昭和25年(1950)4月1日に日夏村が彦根市に編入合併し、これと同時に日夏町自治会発足し、公民館が設置されることになりました。10月に日夏公民館長平塚義城氏、公民館主事大森久寿に決定し、日夏村役場二階を改修して昭和26年1月13日日夏公民館開館式を行い、以後活発な公民館活動が展開されます。この活動の事務室がこの場所であり、現日夏里館二階で多彩な活動が繰り広げられ、多くの写真も残っています。

ところで、この部屋の部分は、昭和10年この建物が完成したときは、部屋でなく、手摺りがあるオープンな広間になっていて、二方に大きな窓があり陽光が注ぎ込むるサンルームになってました。この階段室は、ブールの天井が印象的な明るい空間でした。拡張して事務室を作ったため階段はやや暗くなっていますが、事務室は実に暖かいサンルームそのものです。
平成9年南地区公民館が完成し、平成11年日夏公民館は廃止されますが、日夏町民会館として活用されていきます。平成22年から「日夏里館」と呼ぶようになりますが、この活動は現在も日夏里館に引き継がれています。

日夏里館で木曜日に開催されている木曜ハウス(宅老所)には、多くの方が参加されています。11月6日には城陽幼稚園のことも達が来てくれました。
また、11月15日には寺村老人会のお宝市が開かれます。

今日は、朝から日夏里館二階南角の公民館事務室の掃除をしました。
二階の階段を上がったところのこの部屋の上には「公民舘事務室」の表示板が付いたままです。
これは、昭和25年(1950)4月1日に日夏村が彦根市に編入合併し、これと同時に日夏町自治会発足し、公民館が設置されることになりました。10月に日夏公民館長平塚義城氏、公民館主事大森久寿に決定し、日夏村役場二階を改修して昭和26年1月13日日夏公民館開館式を行い、以後活発な公民館活動が展開されます。この活動の事務室がこの場所であり、現日夏里館二階で多彩な活動が繰り広げられ、多くの写真も残っています。
ところで、この部屋の部分は、昭和10年この建物が完成したときは、部屋でなく、手摺りがあるオープンな広間になっていて、二方に大きな窓があり陽光が注ぎ込むるサンルームになってました。この階段室は、ブールの天井が印象的な明るい空間でした。拡張して事務室を作ったため階段はやや暗くなっていますが、事務室は実に暖かいサンルームそのものです。
平成9年南地区公民館が完成し、平成11年日夏公民館は廃止されますが、日夏町民会館として活用されていきます。平成22年から「日夏里館」と呼ぶようになりますが、この活動は現在も日夏里館に引き継がれています。
日夏里館で木曜日に開催されている木曜ハウス(宅老所)には、多くの方が参加されています。11月6日には城陽幼稚園のことも達が来てくれました。
また、11月15日には寺村老人会のお宝市が開かれます。

日夏里館の下駄箱も79年
日夏里館一階の耐震改修が完了したので、少しずつ掃除をしています。
南の入口の階段室に置かれている下駄箱廻りも掃除しました。

下駄箱は、昭和10年(1935)当初から据え付けられていたと考えられます。
下駄箱のマスは、4コマ×8段のものが2つ、5コマ×8段のものが1つで、104コマあります。
正面の大きな下駄箱の裏には、修理のために墨書のある板2枚が打ち付けられていました。

本来一枚のものが三分され、その内二枚分とみられます。
復元すると
[ ]流防止
[ ]恥國の恥
その下に「彦根警察署/日夏村役場」
上三分の一に当たる[ ]部分は残っていません。
昭和10年から昭和25年の間に書かれたことは明らかですが、戦前なのでしょうか、戦後なのでしょうか?
この下駄箱も村役場の建物とともに79年の歳月を経てきていることに感心し、愛着がわいてきます。これも大切にして行こう。
でも、笑われそうですね。
日夏里館一階ホール床は、専門のピュア クリーンさんにワックス掛けしていただいてピカピカです。
村役場事務室廻りの廊下も、道具類も撤去してきれいになりました。


旧日夏村役場事務室は、当分隠れ家にしようかな・・・。
南の入口の階段室に置かれている下駄箱廻りも掃除しました。
下駄箱は、昭和10年(1935)当初から据え付けられていたと考えられます。
下駄箱のマスは、4コマ×8段のものが2つ、5コマ×8段のものが1つで、104コマあります。
正面の大きな下駄箱の裏には、修理のために墨書のある板2枚が打ち付けられていました。
本来一枚のものが三分され、その内二枚分とみられます。
復元すると
[ ]流防止
[ ]恥國の恥
その下に「彦根警察署/日夏村役場」
上三分の一に当たる[ ]部分は残っていません。
昭和10年から昭和25年の間に書かれたことは明らかですが、戦前なのでしょうか、戦後なのでしょうか?
この下駄箱も村役場の建物とともに79年の歳月を経てきていることに感心し、愛着がわいてきます。これも大切にして行こう。
でも、笑われそうですね。
日夏里館一階ホール床は、専門のピュア クリーンさんにワックス掛けしていただいてピカピカです。
村役場事務室廻りの廊下も、道具類も撤去してきれいになりました。
旧日夏村役場事務室は、当分隠れ家にしようかな・・・。
タグ :日夏里館
きれいになった旧日夏村役場事務室
7月1日から9月末まで進めていた日夏里館1階の耐震改修か完了しました。
10月3日午前に石井建築設計事務所の石井和浩氏・土佐誠弥氏と大信建設株式会社の高木幹雄氏と最終確認を行いました。
村役場事務室は見違えるようになりました。




痛んだ床は張り替え、天井からは桟が出てきて活かしながら天井を復元しています。村長室や事務室の入口には、旧渡辺邸(ヴォーリズ建築)の扉を提供いただき、引き違い戸として活用しています。
村役場の玄関を入って北側の廊下はカウンターで仕切られていましたが、今後の活用の便宜を考えて扉を設置し、ホール側(旧組合事務所)と行き来ができるようにしていただきました。

ホールは耐震補強も終え、早速「カンボジア大地の会」の展示がされています。

勿論、カフェ部分の改修も済んでいます。また、1階南口横のトイレも改修しました。残る課題は、2階の改修で、来年度(2015年度)に実施予定です。

3日の午後、村役場事務室には机などを搬入しましたが、ぜひ、日夏里館にお越し下さい。
10月3日午前に石井建築設計事務所の石井和浩氏・土佐誠弥氏と大信建設株式会社の高木幹雄氏と最終確認を行いました。
村役場事務室は見違えるようになりました。
痛んだ床は張り替え、天井からは桟が出てきて活かしながら天井を復元しています。村長室や事務室の入口には、旧渡辺邸(ヴォーリズ建築)の扉を提供いただき、引き違い戸として活用しています。
村役場の玄関を入って北側の廊下はカウンターで仕切られていましたが、今後の活用の便宜を考えて扉を設置し、ホール側(旧組合事務所)と行き来ができるようにしていただきました。
ホールは耐震補強も終え、早速「カンボジア大地の会」の展示がされています。
勿論、カフェ部分の改修も済んでいます。また、1階南口横のトイレも改修しました。残る課題は、2階の改修で、来年度(2015年度)に実施予定です。
3日の午後、村役場事務室には机などを搬入しましたが、ぜひ、日夏里館にお越し下さい。
タグ :日夏里館
9月8日の日夏里館
9月8日16:30頃の日夏里館です。
イエティ・ファゼンダは月曜日なので定休日でした。
京都新聞の古市記者は23日にも熱心に取材されていましたが、今日もお見えになりました。日夏里館の実情なども多くの方々に知っていただければ幸いと思います。
今日は、建具屋さんがお見えになり、一日古い建具の調整や鍵や把手の取り付けなどをされました。
日夏里館内部、村役場事務所の天井は張られ、桟もよく分かるようになっています。
ヴォーリズ建築の住宅に使用されていたという古いドアも、引き違い戸に調整いただいています。1階のトイレも改修を進めていて、入口の開き戸も古いものを吊り戸に変更していただいています。
合理的な考えのヴォーリズさんだったらどう考えられかと考えながら、改修を進めたいと思います。今後の使い勝手を考えながら進めることも大切と思われます。
8月23日(土)は、改修見学会
日夏里館の改修が進みつつあります。

7月から進めている日夏里館の改修の現場見学会は、8月23日(土)11:00からです。事務所廻りを中心に見学いただくことになっています。事務所・応接室・村長室は、痛んだ床を取り外し、シロアリ対策をして、コンクリートを打ち、この8月9日(土)には床張りの準備が進められました。


10日月曜日からは、安心して見学いただけるように床の仮張りが進められます。
8月4日~8日に集中して実施しましたカフェ部分の改修では、壁の中に仕組んだ筋交いは復旧しましたので見ることはできませんが、格子壁や一部の補強柱は見ることができます。日夏里館に使用されている柱の太さに感心させられます。

8月10日の午後は改修工事の打合せです。
日夏里館の裏手には、オニバスが昨年より大きく育っています。


7月から進めている日夏里館の改修の現場見学会は、8月23日(土)11:00からです。事務所廻りを中心に見学いただくことになっています。事務所・応接室・村長室は、痛んだ床を取り外し、シロアリ対策をして、コンクリートを打ち、この8月9日(土)には床張りの準備が進められました。
10日月曜日からは、安心して見学いただけるように床の仮張りが進められます。
8月4日~8日に集中して実施しましたカフェ部分の改修では、壁の中に仕組んだ筋交いは復旧しましたので見ることはできませんが、格子壁や一部の補強柱は見ることができます。日夏里館に使用されている柱の太さに感心させられます。
8月10日の午後は改修工事の打合せです。
日夏里館の裏手には、オニバスが昨年より大きく育っています。