2013年12月09日
日夏里館改修現場に県大生
日夏里館は、今年度は外装の改修を中心に作業が進められています。
ネット囲いの中で行われているためあまり分かりませんが、表面塗装も漸く西面(朝鮮人街道沿い)の作業が進められ、凡そ終わったようです。

今日の午後は、東面と北面の耐震補強について、県立大学の高田豊文准教授と構造の勉強している学生さんが来館されました。
設計監理をお願いしている石井建築設計事務所の石井和浩氏が、直接耐震改修の状況について説明されました。
筋交いを交互筋交いとしたり、筋交いの両端に金具を取り付けたり、筋交いのなかったところに筋交いを補充したり、材の痛んだところには土木建築用エポキシ樹脂で補強したりしている様子を見ていただくことが出来ました。



また、ヴォーリズ建築に多用されている木摺り下地の様子なども直接見ることができました。

石井氏はヴォーリズ建築の特徴なども説明され、鉄筋コンクリートでなく痛んだ部分を改修しながら使い続けられる木造建築の良さについても説明されていました。
今日は、改修現場が実地に学習する場となっていました。
これから防火のため石膏ボードを貼った上に下見板張りに取りかかるとのことで、耐震補強の状況を見ることが出来る最後の機会でした。窓等についても更に改修が進められることになっています。
第一期の改修終了時の外観の様子に期待したいと思います。
ネット囲いの中で行われているためあまり分かりませんが、表面塗装も漸く西面(朝鮮人街道沿い)の作業が進められ、凡そ終わったようです。
今日の午後は、東面と北面の耐震補強について、県立大学の高田豊文准教授と構造の勉強している学生さんが来館されました。
設計監理をお願いしている石井建築設計事務所の石井和浩氏が、直接耐震改修の状況について説明されました。
筋交いを交互筋交いとしたり、筋交いの両端に金具を取り付けたり、筋交いのなかったところに筋交いを補充したり、材の痛んだところには土木建築用エポキシ樹脂で補強したりしている様子を見ていただくことが出来ました。
また、ヴォーリズ建築に多用されている木摺り下地の様子なども直接見ることができました。
石井氏はヴォーリズ建築の特徴なども説明され、鉄筋コンクリートでなく痛んだ部分を改修しながら使い続けられる木造建築の良さについても説明されていました。
今日は、改修現場が実地に学習する場となっていました。
これから防火のため石膏ボードを貼った上に下見板張りに取りかかるとのことで、耐震補強の状況を見ることが出来る最後の機会でした。窓等についても更に改修が進められることになっています。
第一期の改修終了時の外観の様子に期待したいと思います。
Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 22:11│Comments(0)
│日夏里館改修