2011年01月25日

妙楽寺古屋敷遺跡の看板 出来た!

 三年前からお願いしていました妙楽寺古屋敷遺跡の看板、説明板が、設置されました。
彦根市役所都市計画課の北村さんから、看板が出来たとのお電話をいただいたので早速見に行きました。

妙楽寺古屋敷遺跡の看板 出来た!

 大変きれいな説明板で、発掘調査の成果、遺跡の図面や調査時のカラー写真などが入れられています。後に見える山は、日夏城のあった城山です。

 遺跡の場所は、荒神山北東の麓にあり、子どもセンターがある公園の南の端に当ります。
 説明板にあるように、遺跡の調査は昭和60年に実施されたのですが、彦根犬上広域廃棄物投棄場に伴うものでした。

妙楽寺古屋敷遺跡の看板 出来た!

 調査以前から日夏8ヶ村の一つ、妙楽寺の古屋敷があったところと伝承されていました。
 調査の結果、16世紀中頃の集落跡が現れたのです。
 石組み溝や道路などによって区画され、掘立柱建物やかまど、方形石組み施設などが発見されたそうです。

妙楽寺古屋敷遺跡の看板 出来た!

妙楽寺古屋敷遺跡の看板 出来た!








妙楽寺古屋敷遺跡の看板 出来た! 







 妙楽寺のご先祖が住んでいた場所、考えてみるとその上にゴミが投棄されることについては気持ちの上で抵抗がないではない。
 せめて説明板でも設置しておかないと許されないのではないか、そんな想いでお願いしたのでした。
 この地を訪れた方が、妙楽寺古屋敷のことに気付いていただければと思います。

 村の跡に設置されたこの投棄場、その代償として提供された経費で、日夏の人たちが苦労して建てたヴォーリズ建築である日夏村役場の建物を保存活用するのでなく不要として放棄し、新しい町民会館を建設しようとされているそうだ。

 そのお金は、「ただのお金ではないはず!」と思うのは私だけでしょうか?


タグ :古屋敷遺跡

同じカテゴリー(日夏の景観)の記事画像
日本晴れの花盛り
たいへんな秋
千手寺までウォーク
古文書を読むの会ほか
大雪 気分転換に滑り台
荒神山ウォークそして古文書の会
同じカテゴリー(日夏の景観)の記事
 日本晴れの花盛り (2019-08-08 21:56)
 たいへんな秋 (2018-09-25 21:47)
 千手寺までウォーク (2018-06-17 21:12)
 古文書を読むの会ほか (2018-02-13 19:39)
 大雪 気分転換に滑り台 (2018-01-28 19:48)
 荒神山ウォークそして古文書の会 (2018-01-07 19:43)


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:23│Comments(0)日夏の景観
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 9人
プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。