2010年06月26日

コミュニティ・ビジネスをめぐって

 あまり記事を投稿できていないのですが色々なことがあります。

 日夏里館(日夏町民会館の愛称)の利用団体代表者会議も、去る6月20日には第5回になりました。
 この過程で、コミュニティ・ビジネスのことが話題になりました。最初あまり気づいていなかったのですが、地域のまちづくりの中で、お互いが顔の見える関係でのささやかなビジネスが成り立つような条件整備が必要ではないかとのことで、にわか勉強をすることになりました。
 早速、次のような本を購入してみました。

コミュニティ・ビジネスをめぐって

 細内信孝氏は、コミュニティ・ビジネスについて、地域コミュニティを基点にして、住民が主体となり、顔の見える関係のなかで営まれる事業。地域コミュニティでいままで眠っていた労働力・原材料・ノウハウ・技術などの資源を活かし、地域住民が主体となって自発的に地域の問題に取り組み、やがてビジネスとして成立させていく、コミュニティの元気づくりを目的にした事業活動とされています。

 鵜飼修氏は、コミュニティビジネスの本質的効用は、自立までには至らないが、その適用過程において、地域コミュニティを創造することにある。地域コミュニティとは、互いに顔の見える、会えばあいさつを交わす、困ったときは助け合う、人々がつながりあって構成される集団を言う。コミュニティ・ビジネスとは、その”つながり”を生み出す手法。ソーシャル・キャピタルの創出手法のひとつであるとも言える。
  コミュニティ・ビジネスとは、地域を舞台とした、人間らしい「つながり」を創出する手法とされています。

 日夏里館をとおして、人と人のつながりを生み出す手法としてのコミュニティ・ビジネスが成り立ち、地域の人々のつながりが深まっていけば、すばらしいと思います。

 しかし、それが成り立つために何もしなくて良いのではなく、自治会や行政、あるいは中間支援機構等の理解や支援が大切であることは言うまでもないように思われます。




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Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:14│Comments(0)活動メモ
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日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。