2017年06月11日

近江歴史回廊大学生が来館

今日の午後近江歴史回廊大学のみなさんがお見えになりました。
彦根の宗安寺で住職さまのお話を聞かれてから、朝鮮人街道を歩いてこられました。当方は、日夏のことしか知らないために甘呂地先から日夏里館まで案内させていただきました。まだ勉強中ですが。
朝鮮人街道については、文化3年(1806)江戸幕府が作成した「朝鮮人道見取絵図」が大変参考になります。
道路上に村の境界が明示されており、今回は北から安田・筒井・五僧田・泉・寺村・妙楽寺の順に村境を確認しながら辿りました。絵図に描かれた水車の場所には、大きな石臼が生け垣に3点も埋め込まれており、水車で米搗きをしていたことを確認しました。泉村の一角にあった一里塚の位置も確認しました。日夏小学校跡では、学校の門柱が残っていますが、金属供出により門扉が無くなっていて、戦争遺跡の一つとして確認できそうでした。


日夏里館では、風が少し強かったため、先ず裏手へ案内し、鉄道線まで水田で何も妨げるもの無く、河瀬駅側が見て両翼が出た意匠が工夫されていることを確認すると共に、自噴水を紹介。それから1階ホールへ入り日夏里館の説明をさせていただきましたが、帰りの時間の関係で一寸二階を見ていただいてからお別れしました。
河瀬駅まで向かわれるとのことだったので、日夏の庄境までお見送りするよう考えていたのですが、忘れてしまいました。ごめんなさい。日夏里館、ゆっくり案内することが出来なかったので、また、お時間があるときにお越しいただければと思いました。
ご来館、ありがとうございました。
とわいえ、天候に恵まれ幸いでした。お疲れ様でした。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:43 Comments( 0 ) 活動メモ 日夏里館周辺
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日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。