2013年09月03日

地域の歴史の生き証人 日夏里館

またも火曜日になってしまいました。


写真は8月31日の午後です。
有志でボカシ作りが行われていました。


地域の歴史の生き証人として旧日夏村役場・産業組合合同庁舎(現日夏里館)が存在することは、この建物を建設しようと努力し、まちづくり取り組んだ人々の存在を気づかせてくれる。この建物を残したいと思ったのは、そのためでした。
未来の子どもたちにも伝えていくためには、耐震補強や外装の改修は緊急の課題で、容易なことではないことも気づかされます。
できることなら、町づくりの場として活用して欲しいとも思う。

8月31日の新聞フロントランナー欄 NPO法人グリーンバレー理事長の大南信也さんの紹介記事で、次のようなことが記されていた。
「それまでは、活動を続けていれば何かが変わると思っていたけれど、数年で成果がでないと続かなくなる。でも、理想の未来を先に描けば、今何をすべきかが見えるのではないかと気づきました。」
「もうけようという気がなく「自分たちが楽しむ」というスタンス。それが良い空気感になっているように思います。」
 こんなことを参考に考えていきたいと思う。

 それにしても、9月1日で約10万5千人が犠牲になった関東大震災から90年になるため、震災の新聞記事や放送が組まれた。巨大地震メガクエイクのNHKスペシャル、昨9月2日に埼玉県越谷市や千葉県野田市などで竜巻が吹いて大きな被害が出たことが報道されている。
 容易でないことを思うが、ヴォーリズ建築の日夏村役場が残っていることを地域の誇りと考える地域の方や子どもたちの広がりができることを期待したい。
やはり、楽しみながら取り組むこと、未来を見据えることを考えながら。
それにしても、個人が行うことではないことをも考えながら行きたい。

8月31日午後のボカシ作りの後、談話会も行われていました。





タグ :日夏里館


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:38 Comments( 0 ) 活動メモ
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日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。