2010年05月12日

環境と景観へのこだわり

 平野部の農村がどこでもそうであったように、日夏でも水田での米づくりが最も大切なことでした。
 水田の作業が手作業であった時代は本当に苦労が多かったと思われます。それは、少し手作業で溝でも掘れば直ぐに分ることです。
 現在では農作業が機械化されたとはいえ、農家戸数が著しく減少する中でも、とんでもなく高くつくレクリェーションでないかともひにくに思いながらも、水田を維持している農家もあるのではないでしょうか。水田の効用は色々なところで説かれているが、現実に維持することは容易ではありません。
 先日は、日夏川の川浚えを少し実施しました。


 川の中に泥が溜まっているので、半日ほどかかって川浚えをしてみました。川の中に意外に藻が少なかったと言うのが実感です。かなけが少し多いように思われ、水の中にいたカワニナは2㎝ほどもあるもので、蛍のえさになるような小さなカワニナとは異なっているようです。


両側の土手は除草剤のためすごい景観になっています。この川では蛍は確認されないようですが、200mほど北側の寺川では毎年多くの蛍が飛び交っています。


 村の中にはこんな景色も広がっています。あまり子どもたちには慣れ親しんでほしくない風景と思います。



 村の上手の一角です。手前の水田にはガマが沢山生えています。右側の水田などには雑草が生えています。
 あまりに悲しい風景なので、こげ茶色に見えているところは、トラックターで掘り返したところです。できればヒマワリでも植えてみようかと思っているところです。

 環境にこだわると共に景観にもこだわった農業も大切にしたい。
 農業とは言えないか?
 この付近は湿田で、ヒマワリが育つかどうか分りませんが、ご期待下さい。
 
 誰か、ヒマワリの種まきに来ませんか。


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 23:52 Comments( 0 ) グリーン日夏
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 9人
プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。