2016年05月16日

お宝がいっぱい 学校以前の教科書

第3月曜日の今日の午後は、第二回目の日夏村役場事務室談話会でした。
話題提供は、日夏歴史研究会代表の寺村二三夫氏。テーマは「日夏の寺子屋について」でした。ご自宅に残る書手本など多くの資料を持参され、参加者で拝見しながらお話をお聞きしました。嘉永2年(1849)の「実語教」をはじめ「庭訓往来」「教訓書」ほかで読み書きを習ったことが知られました。今日でも、読み書きは大切と思われます。


午前には、日夏里館で初めての古文書講座でした。荒神山神社、江戸時代には奥山寺の古文書を読みはじめました。
参加者が無く事務局のみかと思ったら、参加がありにぎやかでした。
毎月第3月曜日の午前に開催します。
次回は、6月20日(月)に実施します。午後の談話会は、寺村滋氏の話題提供です。興味のある方はご参加ください。(問い合わせ:0749-25-0948古川)




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:28 Comments( 0 ) 日夏歴史研究会

2016年04月01日

『日夏里館だより』第16号です

『日夏里館だより』16号をお届けします。




本日4月1日~5月10日、日夏里館のライトアップも実施します。
4月に日夏里館の保存に取り組んで丸7年になることと、ヴォーリズさんが亡くなったのが1964年5月7日であることを記念しての実施です。
また、新規企画「日夏村役場事務室談話会」、「初めての古文書講座」も始まります。



Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 11:47 Comments( 0 ) 日夏歴史研究会 日夏木曜ハウス 日夏里館

2015年12月14日

「彦根張り子」の論文

郷土玩具の研究家の藤野 滋 さんから「~新発見~彦根の張子玩具について」と題された16ページにも及ぶ論文が掲載された『郷玩文化』VOL.ⅩⅡNo.4 通巻No.231を提供いただきました。



日夏歴史研究会のだより第36号・第37号で紹介した張り子の木型、このブログでも一部紹介しました木型が、これまで明らかでなかった江戸時代の彦根張り子の木型であることが詳しく紹介されています。
日夏で彦根張り子を作っていたことは意外でした。それも約30年前に残しておいた不思議なものが木型として日の目を見たことは嬉しい限りです。
なお、来秋には木型の展示を検討しています。


タグ :彦根張り子


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:33 Comments( 0 ) 日夏歴史研究会

2015年11月02日

「絵図から日夏の歴史を見る」日夏里館で展示ほか

日夏里館保存の原点になるのは日夏歴史研究会の取り組みです。その日夏歴史研究会のこれまでの日夏の歴史を読み解くまとめのような展示「絵図から日夏の歴史を見る」が11月1日日夏里館で開催されました。



日夏の13点の絵図の複製と関係資料が展示され、10:30~と12:30~の2回、寺村二三夫氏が展示解説をされました。展示の解説の中心は次の4項目でした。
1.日夏は古代集落である。(古代)
2.日夏の中世の古屋敷は港湾都市であった。(中世)
3.日夏城没落後、江戸時代の初めまでに、日夏は集落単位で移住した。(近世)
4.安田村と中沢村の中世の古屋敷は現在の居住地にあった。


日夏八ヶ村の内六ヶ村が近世初頭に朝鮮人街道沿いに移動したことが特徴的でした。


実は11月1日には、「森づくり・森づかい塾」も開かれ、忙しかった。
OMBKおうみ木質バイオマス利用研究会主催で、第13回が荒神山公園第4駐車場横の妙楽寺山で開催されました。下から3段目の広場の整備が中心でした。続いてもう少し広場を整備する予定で、次回は11月29日9:00~15:00に開催です。興味のある方は、是非参加下さい。当日9:00に軍手持参で、荒神山公園第4駐車場にお越し下さい。


「森づくり・森づかい塾」のメールでのお問い合わせ等は、info@ombk.info 担当寺尾まで。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:30 Comments( 0 ) 日夏歴史研究会 日夏の歴史 里山

2015年10月12日

彦根張り子に対面

日夏で見つかった張り子の木型、それを元にした張り子、「鯛車」(ピンピン鯛)と「首振り虎」に対面してきました。
10月10日~12日の3日間「七曲がりフェスタ」が開かれていて、神鳥雅次郎商店で馬ぐるまと彦根張り子が展示されているとのことで、見学に行ったわけです。



彦根張り子は、近江郷土玩具研究会の藤野滋氏の所蔵品で、会場には藤野さんがおられ、お話をうかがうことが出来幸いでした。
京都の張り子があわせて展示されていましたが、彦根張り子のすばらしさが引き立っていました。彩色もうまい。


来年(2016年)の秋には、日夏里館で木型とともに展示紹介できるようにお願いして帰りました。

乞うご期待。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 18:21 Comments( 0 ) 日夏歴史研究会
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。