2010年01月17日

少し歴史を刻んだ畳

 日夏木曜ハウス実施のための改修が始まりました。
 二階和室を利用するため、敷居等の平面かと畳の入れ替えが進められます。
 かなり痛んだ上敷きを外すとこんな風になっています。

少し歴史を刻んだ畳

 部屋の区画は、このように畳の上に設置されています。敷居につまずいてしまいそうになっているため、改修が進められます。

少し歴史を刻んだ畳

 二階の和室全体の周囲には幅40㎝近く板が巡らされています。畳の縞模様は、当然にこの畳の上での活動を反映しています。
 この二階は日夏公民館としての活動がなされ、特に青年団の生花教室が盛んに実施されていました。また、この二階の部屋で会議の後の宴会や消防団の宴会等もなされてきました。このような歴史を語ってくれているように思います。
 また、今の畳は厚さ2寸ですが昔の畳なので厚さ1寸5分となっていることも新しい発見でした。

 こんな畳を取り除いた下はこんな風になっています。よく見ると板の厚さにややばらつきがります。これなどもどう考えればいいのでしょうか。
少し歴史を刻んだ畳




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Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:59│Comments(0)建物内部
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。