2017年04月11日

荒神山の古刹 千手寺の住職さん

毎月第2火曜日に開催しています「日夏村役場事務室談話会」、今日は荒神山の古刹「千手寺」の住職山口元規さんの話題提供でした。
千手寺は臨済宗の寺院で、行基が開基したと伝える四十九院の一つですが、信長の焼き討ちに遭ったと伝えています。千手観音をはじめ多くの文化財を伝えています。
仙台の伊達家の菩提所松島瑞巌寺の実酬禅師が再興されたといい、井伊家家臣の菩提所ともなり、多くの墓石が残っています。
広い境内に入ると落ち着いた雰囲気があります。


33才でこの寺に来られ、現在お一人で御世話をしておられる。座禅も草むしりも禅とのこと。地域との関係を大切に考えてこられ、以前は花祭りに多くの方が参られたが、今日では地元集落内の寺院とは別日になっているとのこと。
また、地元寺村と甲良町正楽寺に檀家が多いとのこと。末寺3ヶ寺の世話もされていとのこと。
山寺でいろいろ苦労も多いようですが、イノシシ・ハクビシン・猿などにはお困りのようです。
アメリカの国際禅道場の話も出て、「財があれば社会に還元せよ」との考えが、共感を得ているのではと。
千手寺の花祭りは5月8日10時からで、どうぞお参り下さいとのことでした。

次回の談話会は5月9日13時からです。荒神山神社の祢宜奥山文昭さん話題提供です。花祭りの甘茶も提供いただけるとのことでしたので、ご期待下さい。
なお、10時からは荒神山神社の古文書を呼んでいます。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:47 Comments( 0 ) 活動メモ 日夏里館
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日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。