「発見・彦根張り子」
昨年彦根張り子の木型が日夏で発見された。
11月5日は、日夏で初めての展示と講演会でした。

郷土玩具研究家で収集家の藤野滋氏によると、江戸時代に遡る張り子の木型は、画期的な発見だとのこと。藤野氏の講演テーマは「発見・彦根張り子」で、各地の張り子の中でも古い遺品が確認されているとのことで、今回の木型の発見により彦根張り子の生産が日夏で行われていたことが確定できたという。嘉永4年(1851)の文書に「面張職」と記された五郎介の存在が説明され、今回展示した木型の中に大黒面や被り面があり、記録との関係も明らかにされました。


展示には、草津のピンピン鯛車、ピンピン馬車、猩々その他の張り子を持参いただき、木型と張り子の関係もよく理解できました。また、多数の写真資料を加えた説明は分かりやすかった。
木型は30年前に解体前の旧日夏小学校にあった遺品で、今回木型類を一堂に展示しました。彦根張り子は彦根の豊かさを示す遺品の一つとして高く評価できるとのことで、その彦根張り子を日夏で製作していたことは、日夏の誇りにしてもいいのではないかと思いました。何か分からないままながら、木型を残しておいてよかったと思える一日でした。
11月5日は、日夏で初めての展示と講演会でした。
郷土玩具研究家で収集家の藤野滋氏によると、江戸時代に遡る張り子の木型は、画期的な発見だとのこと。藤野氏の講演テーマは「発見・彦根張り子」で、各地の張り子の中でも古い遺品が確認されているとのことで、今回の木型の発見により彦根張り子の生産が日夏で行われていたことが確定できたという。嘉永4年(1851)の文書に「面張職」と記された五郎介の存在が説明され、今回展示した木型の中に大黒面や被り面があり、記録との関係も明らかにされました。
展示には、草津のピンピン鯛車、ピンピン馬車、猩々その他の張り子を持参いただき、木型と張り子の関係もよく理解できました。また、多数の写真資料を加えた説明は分かりやすかった。
木型は30年前に解体前の旧日夏小学校にあった遺品で、今回木型類を一堂に展示しました。彦根張り子は彦根の豊かさを示す遺品の一つとして高く評価できるとのことで、その彦根張り子を日夏で製作していたことは、日夏の誇りにしてもいいのではないかと思いました。何か分からないままながら、木型を残しておいてよかったと思える一日でした。