2013年03月18日

「日夏山」を再生したい

昨日3月17日は上天気で、久しぶりに畑仕事をしたら今朝は腰が痛い。
ちょっと年を感じる。

さて、現在日夏里館前に曳山の「日夏山」が据えられていて、この前を通った人々に不思議がられているのではないかと思われます。


 この曳山は、台車部分がなくなっているのですが、永年古川吉男家の門として活用されてきたものでした。2012年7月7日、県立大学生の応援を得て日夏里館まで移動し、現在日夏里館の正面に設置しています。

実は、日夏里館への移動にも協力いただいた古川吉男氏が、16日夕方亡くなられたとのことで、本当にびっくり。
ご冥福をお祈りします。

 ついては、この「日夏山再生プロジェクト」を湖東定住自立圏の地域創造事業としてを日夏里フォーラムから提案されているところです。
 何とか曳山に台車を作成し幅広く活用できるよう、再生することを期待したいと思います。

 ところで、16日は、午前中は日夏歴史研究会の学習会で、3つの報告があり充実した内容でした。


 滋賀県立大学大学院生の刈谷さんは、日夏山についして研究成果を報告してくれました。彦根の曳山の中で銀座山の野村善一氏が撮影された昭和31年の銀座山の8ミリ映像も紹介してくれ、当時の様子がよく分かりました。

 泉エコーくらぶの荒木さんからは「心に残る五感で体験したことをまとめてみよう-ふるさと絵図の作成に向けて-」と題した報告では、目に浮かぶなつかしい風景、耳に残る音、なつかしい匂い、よみがえる感触、思い出の味、印象深い方言や言い回し、暮らしの中での体験について紹介がありました。

 寺村会長からは「千手寺の屋根の修復と頼母子講(円通講)」のテーマで、詳細な資料に基づく紹介があり、明治22年の円通講加入者194人105本の内訳なども説明されました。

 春を迎え、いろいろなことが動きつつあります。
 追々紹介していきたいと思います。
 
  




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:51 Comments( 0 ) 曳山
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。