2012年01月23日
歴史的建造物を活かしたまちづくりシンポ(3)から
1月21日 「湖東地域の歴史的建造物を活かしたまちづくり」第三地域住民参加によるシンポジウム(ハーティーセンター秦荘)に行きました。
金沢工業大学名誉教授 鈴木有氏は、
五個荘町近江商人屋敷、高島市朽木 椋川交流館の事例を紹介されました。
行政が関係する場合の歴史的建造物保存の成功への条件を次のように整理されていました。
建造物・・・保存する確かな価値があること
ニーズ・・・残したい、活用したいとの強い要望が地元にあること
人 材・・・地元に強い志を持つ複数の人たちが居ること
リーダー・・・個人でもグループでも良し、初めからでも育つのでも良し
支 援・・・息長い支援が望める専門家に出会えること
大学生など若者が加わってくれること
行 政・・・トップに理解が、担当職員に熱意があること
連 携・・・連帯の輪が拡がる組織を創ること
方向性・・・住民自らが主人公として取り組むこと
行政は住民の自治に信を置けること
この8つの条件を日夏に当てはめるとどうなのか検討しておくことも必要か?
株式会社きてら代表取締役の玉井常貴氏 の話は、和歌山県田辺市秋津野の事例紹介でした。

ここまで来るのに24年かかった。
まちづくりには時間がかかる。
地域資源を活かすには、人だ。
組織、継続性・・・産業を巻き込む
そして、歴史・文化
歴史を整理し理解することの大切さを強調されていたのが印象的だった。
秋津野の村づくりの原点が、明治22年 未曾有の大水害で甚大な被害があったことと、昭和32年 社団法人上秋津愛郷会(あいごうかい)の発足にあるようで、
平成 元年 地元雄志による「上秋津を考える会」発足が、24年かかったと言われる出発点のようだ。
そして、平成12年 秋津野マスタプラン策定事業開始(和歌山大学との共同作業)14年最終報告の取り組みは、その後の展開に重要であったことは間違いない。
秋津野の取り組みは、ホームページを見られることをお勧めしたい。
やはり、村づくりには時間がかかるのだろう。
財産区を持ち、広域投棄場協力に伴う補助金を受けており、まちづくりの原資とすることが出来たはずの日夏町。
秋津野の取り組みのその一部でも実現の可能があったのではないかと思われるが?・・・
金沢工業大学名誉教授 鈴木有氏は、
五個荘町近江商人屋敷、高島市朽木 椋川交流館の事例を紹介されました。
行政が関係する場合の歴史的建造物保存の成功への条件を次のように整理されていました。
建造物・・・保存する確かな価値があること
ニーズ・・・残したい、活用したいとの強い要望が地元にあること
人 材・・・地元に強い志を持つ複数の人たちが居ること
リーダー・・・個人でもグループでも良し、初めからでも育つのでも良し
支 援・・・息長い支援が望める専門家に出会えること
大学生など若者が加わってくれること
行 政・・・トップに理解が、担当職員に熱意があること
連 携・・・連帯の輪が拡がる組織を創ること
方向性・・・住民自らが主人公として取り組むこと
行政は住民の自治に信を置けること
この8つの条件を日夏に当てはめるとどうなのか検討しておくことも必要か?
株式会社きてら代表取締役の玉井常貴氏 の話は、和歌山県田辺市秋津野の事例紹介でした。

ここまで来るのに24年かかった。
まちづくりには時間がかかる。
地域資源を活かすには、人だ。
組織、継続性・・・産業を巻き込む
そして、歴史・文化
歴史を整理し理解することの大切さを強調されていたのが印象的だった。
秋津野の村づくりの原点が、明治22年 未曾有の大水害で甚大な被害があったことと、昭和32年 社団法人上秋津愛郷会(あいごうかい)の発足にあるようで、
平成 元年 地元雄志による「上秋津を考える会」発足が、24年かかったと言われる出発点のようだ。
そして、平成12年 秋津野マスタプラン策定事業開始(和歌山大学との共同作業)14年最終報告の取り組みは、その後の展開に重要であったことは間違いない。
秋津野の取り組みは、ホームページを見られることをお勧めしたい。
やはり、村づくりには時間がかかるのだろう。
財産区を持ち、広域投棄場協力に伴う補助金を受けており、まちづくりの原資とすることが出来たはずの日夏町。
秋津野の取り組みのその一部でも実現の可能があったのではないかと思われるが?・・・
Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 17:36│Comments(0)
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