2017年10月14日
名古屋で登録文化財のシンポ
10月13日は名古屋へ出かけました。金城学院高等学校榮光館(登録文化財)で開かれた、全国登文会シンポジウムのためです。折角ですので、少し梯子しました。
先ずは、南山大学人類学博物館を見学。
展示室の資料はさわることができるとのこと。

それから、地下鉄で市役所駅まで行って、名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎)を見学して、白壁・主税・撞木町並み保存地区で旧豊田佐助邸を見学してから金城学院高等学校へ。

金城学院高等学校榮光館では、榮光館の案内とパイプオルガンの演奏があり、全国登文会シンポジウムのテーマは「全国の魅力ある登録有形文化財を守り・活かしていくために」でした。愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会が中心になって主催され、文化庁の登録部門の西調査官も参加された。
基調講演は、登録文化財を最も多く訪れておられる佐滝剛弘氏(高崎経済大学地域科学研究所特命教授)で、「1万1千件の登録有形文化財-その意義、多様性、継承と活用の両立-」のタイトルで多くの登録文化財を写真で紹介しながらのお話でした。
その後のパネルディスカッションは、講演された佐滝氏をコーディネータととし、愛知県・秋田県・群馬県・東京都・京都府・大阪府・和歌山県の会の代表が登壇して進められた。熱心に取り組んでおられる各都府県のようすも紹介され、課題なども述べられていた。最後に全国国登録有形文化財所有者の会連絡会が発足したとの報告がなされた。
資料によると、公益信託大成建設自然・歴史環境基金の助成を受けた事業として「登録文化財所有者の会のネットワーク構築-全国組織の設立をめざして」実施されたとのことである。所有者の登録申請による登録がベースで、多様な文化財を含み、所有者の保存への思いが伝わってくる会であった。開催に当たって努力されてきた名古屋の皆さんにエールを送りたくなりました。
所有者同士が情報交換をし、所有者と行政が協力して保存に努めていくことが大切であると思いました。滋賀県には所有者の会は組織されておらず今後の課題と思われました。
先ずは、南山大学人類学博物館を見学。
展示室の資料はさわることができるとのこと。
それから、地下鉄で市役所駅まで行って、名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎)を見学して、白壁・主税・撞木町並み保存地区で旧豊田佐助邸を見学してから金城学院高等学校へ。
金城学院高等学校榮光館では、榮光館の案内とパイプオルガンの演奏があり、全国登文会シンポジウムのテーマは「全国の魅力ある登録有形文化財を守り・活かしていくために」でした。愛知県国登録有形文化財建造物所有者の会が中心になって主催され、文化庁の登録部門の西調査官も参加された。
基調講演は、登録文化財を最も多く訪れておられる佐滝剛弘氏(高崎経済大学地域科学研究所特命教授)で、「1万1千件の登録有形文化財-その意義、多様性、継承と活用の両立-」のタイトルで多くの登録文化財を写真で紹介しながらのお話でした。
その後のパネルディスカッションは、講演された佐滝氏をコーディネータととし、愛知県・秋田県・群馬県・東京都・京都府・大阪府・和歌山県の会の代表が登壇して進められた。熱心に取り組んでおられる各都府県のようすも紹介され、課題なども述べられていた。最後に全国国登録有形文化財所有者の会連絡会が発足したとの報告がなされた。
資料によると、公益信託大成建設自然・歴史環境基金の助成を受けた事業として「登録文化財所有者の会のネットワーク構築-全国組織の設立をめざして」実施されたとのことである。所有者の登録申請による登録がベースで、多様な文化財を含み、所有者の保存への思いが伝わってくる会であった。開催に当たって努力されてきた名古屋の皆さんにエールを送りたくなりました。
所有者同士が情報交換をし、所有者と行政が協力して保存に努めていくことが大切であると思いました。滋賀県には所有者の会は組織されておらず今後の課題と思われました。
Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:26│Comments(0)
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