2013年11月18日

日夏村役場の焼き印発見

日夏里館裏手の水屋に残っているカマド付近の大掃除をしました。


タイル張りで、焚口の鋳物には「フカオ式文化焚口」の文字が鋳出されています。
壁に貼られていたお札は「伊勢大神楽 守給幸給 福田宗太夫」とありました。
現在煙突部分が壊れていますが、将来修復すれば竃でお釜でご飯を炊くことも出来るのではないかと思います。


2005年5月14日のかまど付近の写真です。
この写真の後、窓ガラスが割れていたため戸が打ち付けられていました。
戸をはずし壊れた窓を復元していましたが、十分掃除しないままにしてきていました。
ようやく今日の午前、水屋のカマドの掃除をしました。かまどとして使わなくなり棚が取り付けられお櫃、釜、消防団のコンロなどが置かれていました。この棚もはずして掃除しました。


なんと、右端の焚き柴などの下から焼印が見つかりました。
印の文字は「滋賀縣犬上郡日夏村役場」でした。
お櫃にも別の焼き印「日夏村役場」の文字も認められました。

午後、滋賀県教育委員会文化財保護課の長谷川技師が来館され、彦根市教育委員会の文化財課の深谷氏と改修計画内容と現場の確認をしていただきました。







Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 22:43 Comments( 0 ) 日夏里館
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。