2011年05月23日

注目される 荒神山周辺

5月21日(土)には、荒神山周辺ウォーキング大会がありました。
市制75周年とかで大勢の方が参加されました。



荒神山古墳めぐりコース(6.8㎞)と宇曽川沿い山崎山めぐりコースの2コースに分かれました。



参加したのは、山崎山のコースです。



両コースとも山上で学芸員さんの説明がありました。

山崎山の山上から観音寺城や安土城方面をみると、こんな感じ。


説明板を読むとおよそ次のようなことが記されていました。

市指定史跡 山崎山城跡
 平成4年調査、石垣や櫓台などが確認され、土造りの山城でなく、石垣造りの山城と確認された。石垣は自然石を積み上げ、隙間に間詰石が詰め込まれた野面積み。2~3段の石垣の上に人工的にえぐられた地形が確認され、石垣は上部から切り崩された土砂で埋められ、城郭の破壊(破却)がなされたと考えられている。石垣の特徴が安土城と極めて似ており、織田信長の近江支配時に築かれ、破却も安土城が機能しなくなる頃と考えられている。
 山崎山城は、戦国時代には地元の領主の山崎氏の居城であり、天正10年(1582)4月21日において、山崎に「御茶屋」を設けて山崎源太左衛門が信長を接待した記録が残っている。
 この城は、安土城と佐和山城の中間地点で、しかも信長が整備した下街道(後の朝鮮人街道)を遮断する位置にある。信長の近江支配の支城として石垣造りの城へと大改修され、信長と命運を共にしたと考えられている。

ところで、5月28日に荒神山にある千手寺への見学会があります。
日夏歴史研究会の企画で、どなたでも参加できます。
お時間の許す方は、ご参加下さい。

新緑の荒神山の遺跡見学会と清掃活動   
 開 催 日   5月28日(土)13:10~16:30
 集合場所  宇曽川沿い千手寺山門前13:10(雨天の場合も)
 見学予定地 宇曽川沿い千手寺山門前13:10→(徒歩)→林道沿い千手寺前13:30→千手寺周辺の散策と清掃活動→千手寺堂内見学→千手寺出発16:10→宇曽川沿い千手寺山門前16:30(解散)

 近くにあって意外に知らない遺跡、なかなか訪れる機会が少ない遺跡を探訪します。
 豊かな自然と遺跡がいっぱいの里山を再発見してください。今回は、千手観音像をはじめとする諸仏が残り、彦根藩とも縁があった臨済宗の名刹千手寺を訪れ、清掃活動も実施したいと思います。お誘い合わせの上、山歩きや作業が出来る服装で、軍手・鎌等持参でご参加下さい。雨天でも堂内での作業等を実施します。






Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:13 Comments( 0 ) イベント
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。