2016年11月28日

日夏 あれこれ

11月5日に日夏里館2階で開催した彦根張り子の展示会を開催しましたが、この新聞記事を見られた岩切さんから、23日張り子の首振り虎を提供いただきました。ありがとうございました。参考資料として活用させていただきます。

この日の午後、彦根デザイン・カレッジ 荒神山キャンパス ワークショップに参加しました。会場は荒神山と荒神山自然の家でした。里山の現状を知っていただく機会になれば幸いと思いました。


また、新旭の足立さまから清水安三先生顕彰会講演会の資料をお送りいただきました。(株)一粒社ヴォーリズ設計事務所史料広報室長芹野与幸氏の講演で、初めてヴォーリス氏に近い活動をされていた清水安三氏のことを知ることが出来ました。桜美林学園創立者 清水安三『石ころの生涯』を読んでみよう。

27日は妙楽寺山の里山づくりの予定でしたが、雨で出来ず残念でした。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:04 Comments( 0 ) 日夏里館 里山

2016年11月21日

日夏里館に嬉しいお客さん ヴォーリズさんとも

11月15日に、高島市新旭町から嬉しいお客さんが来館されました。新旭赤十字奉仕団のみなさんでした。感謝、感謝です。
ヴォーリズさんの奉仕の精神とつながる活動をされているように思います。
ありがとうございました。


なんと、「~ボリッさんと安三先生の出会い~」の副題がある講演会が、新旭公民館で開かれたとのこと。


桜美林学園を創設された清水安三氏が新旭町縁の方だとは知っていましたが、なんと、ヴォーリズさんに出会って、その人柄と分け隔てなく人を愛する教えに惹かれてキリスト教の宣教師となられたとは、認識不足でした。19日に講演会が開かれたのですが、参加できなくて残念でした。新旭の足立さまから教えていただきました。
少し調べて見たくなりました。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:15 Comments( 0 ) ヴォーリズ建築 活動メモ

2016年11月15日

複雑だった寺・道場 談話会

ちょっと前になってしまいましたが、第2火曜の8日は、午前は荒神山神社の古文書を読む会。午後は日夏村役場事務室談話会でした。


談話会では「日夏の道場 古文書から判ること」のテーマで、寺村二三夫氏の話題提供でした。日夏の8ヶ字毎に真宗寺院があり、各村の道場が寺号と木仏と絵像の付与の時期を整理しての説明でした。
また、上寺については次のとおりとのことで、かなり複雑です。
 筒井の善楽寺   平田村明照寺の下
 五僧田の聖徳寺 平田村明照寺の下
 安田の本覚寺   薩摩村善照寺の下
 泉の廣泉寺    平田村明照寺の下
 寺村の安立寺   薩摩村善照寺・下岡部村長照寺・平田村明照寺・
             堀村妙徳寺・多賀村慶照寺・八坂村善教寺の寄合持
 妙楽寺の西福寺 坂田郡乾村福勝寺の下
 中沢の専精寺   平田村明照寺の下

今日、11月15日には、高島市の新旭赤十字奉仕団の方々が日夏里館へお越しくださいました。
うれしい限りです。感謝・感謝


タグ :道場


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:23 Comments( 0 ) 活動メモ

2016年11月05日

「発見・彦根張り子」

昨年彦根張り子の木型が日夏で発見された。
11月5日は、日夏で初めての展示と講演会でした。


郷土玩具研究家で収集家の藤野滋氏によると、江戸時代に遡る張り子の木型は、画期的な発見だとのこと。藤野氏の講演テーマは「発見・彦根張り子」で、各地の張り子の中でも古い遺品が確認されているとのことで、今回の木型の発見により彦根張り子の生産が日夏で行われていたことが確定できたという。嘉永4年(1851)の文書に「面張職」と記された五郎介の存在が説明され、今回展示した木型の中に大黒面や被り面があり、記録との関係も明らかにされました。



展示には、草津のピンピン鯛車、ピンピン馬車、猩々その他の張り子を持参いただき、木型と張り子の関係もよく理解できました。また、多数の写真資料を加えた説明は分かりやすかった。

木型は30年前に解体前の旧日夏小学校にあった遺品で、今回木型類を一堂に展示しました。彦根張り子は彦根の豊かさを示す遺品の一つとして高く評価できるとのことで、その彦根張り子を日夏で製作していたことは、日夏の誇りにしてもいいのではないかと思いました。何か分からないままながら、木型を残しておいてよかったと思える一日でした。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 22:18 Comments( 0 ) 日夏歴史研究会 活動メモ
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。