2016年01月31日

斜交場ワークショップの成果

1月23日の午後、日夏里館で見学会とフォーラムを開催しました。
フォーラムの最後に参加者が3つのグループに分かれてワークショップ。
指導は、滋賀県立大学の平山先生でした。
ワークショップのテーマは、日夏里館の利用・活用について意見を出していただくもので、「どのような斜交場づくりをするか」で、参加のみなさんから多くの意見が出されました。



黄色は土の人、黄緑色は風の人の意見です。
こんなに多くの意見をどのように活かせば良いのか?
この成果は、30日から日夏里館1階ホールに展示させていただいています。

 今回の見学会・フォーラムは、日夏里館のことを知らない方も多いので、これまでの保存への取り組みを知っていたために開催しました。ヴォーリズ建築であることも幸いして、5社の新聞紙紙上で紹介いただくことができました。滋賀県立大学の近江環人地域再生学座コミュニティ・プロジェクト実習の一環として実施しましたので、県立大学副学長の濱崎先生や上田先生・平山先生の全面的なご支援を受けることが出来、感謝に堪えません。
 しかし、今回のプロジェクトは、これからの日夏里館の利活用を考えるための第二段階の出発とするためでもあります。多くのヒントをいただいてこれからどうするのかが問われることになります。取りあえずは、13日(金)午後のコミプロ実習の成果報告会で報告が求められています。少しずつ考えながら歩みたいと思います。今後ともご支援をお願い致します。

 ところで、今日は妙楽寺山での「森づくり・森づかい塾」で、みんなで広場の整備を進めました。晴れでなかなかの仕事日和見でした。折角ですので記念写真を追加します。

妙楽寺山での「森づくり・森づかい塾」の次回は、2月28日9:00荒神山公園第4駐車場集合で開催です。どなたでも参加いただけます。問合せは、おうみ木質バイオマス利用研究会寺尾氏0749-27-5105へ。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 18:31 Comments( 0 ) 活動メモ 里山

2016年01月24日

充実した一日 見学会とフォーラム

充実した一日 見学会とフォーラム
先ずは、みなさまへのお礼。
23日には寒波の中大勢お越しいただき、ありがとうございました。
見学会ホールで全体説明をしてから村役場事務室へ。石井建築設計事務所の土佐さんに耐震改修の説明をいただきました。


2階大広間でのフォーラム
フォーラムの総合司会をいただいた上田さま、丁寧な資料をお作りいただき基調講演いただいた濱崎さま、
今津郵便局での羨ましい取り組みを紹介いただいた本田さま、

「日夏里隊の視点」と題して日夏里館の活用の考えを示していただいた荒木さま、

少ない時間で日夏里館の「斜交場」としての活用について参加者から意見を出していただいた平山さまと県立大学生馬場さま、大島さま、


ワークショップに協力いただいた参加者のみなさん、裏方で協力いただいた方々、本当にありがとうございました。感謝、感謝、感謝、感謝、感謝・・・です。
忙しい中最後までお付き合いいただいた方と記念撮影をしてお開きとなりました。
当然のことながら、お時間の許す方と少し「直会」(なおらい)。
朝の展示準備から一日、充実した一日でした。
みなさん本当にありがとうございました。
ワークショップの成果は、30日から1階ホールに展示したいと思います。
乞うご期待。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:26 Comments( 0 ) イベント 活動メモ 日夏里館

2016年01月18日

『日夏里館だより』第15号です

1月1日号の『日夏里館だより』第15号、投稿するのを忘れておりました。
すみません。





最近は、23日午後の見学会とフォーラムのために1階のホールに展示するパネル作成の内職。
漸く準備できました。
乞うご期待。
どうぞお誘い合わせてお越し下さい。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 18:02 Comments( 0 ) 日夏里館

2016年01月11日

日夏里館 日夏山

今日の日夏里館。
前に曳山の「日夏山」があります。下半部の車が無く、筋交いで持たされているのは痛々しい感じがします。いつか再生したいものです。

この曳山が日夏にもたらされたのは昭和29年(1954)、62年前でした。彦根の曳き山を河﨑松吉氏が多賀大社の馬頭人を勤められた記念に購入された物でした。
その時の遺品を、年末掃除をしていて見つけました。

記念に配布された徳利と盃で、「昭和二十九年春 馬頭人河﨑松吉」と文字が記されています。
この徳利と一緒にあった新聞は、昭和41年(1966)4月1日の『近江同盟新聞』でした。50年前のものです。
広告欄を見ると、3つの映画館、「彦劇」・「彦根協映」・「第一会館」が掲載されています。他にも興味深い記載がいっぱいです。

ところで、今日も荒神山ウォークしました。
11時から、少し曇って寒そうでしたが帰りには晴れてきました。
やはり、林道日夏山線の登り口には自転車や車がいっぱいでした。
しかし、登り口の近くの皆伐された山裾はひどい。


多くの人が歩いて登る本当に身近な里山、この里山の自然を守るために今回の問題は放置できないように思われます。
まじめに取り組めば、この問題から学ぶことが多いように思われます。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:59 Comments( 0 ) 日夏里館 曳山

2016年01月05日

2016年 今年もよろしくお願いします。

2016年正月 あけましておめでとうございます。
1日には元旦会があり、その後荒神山ウォークに出かけました。
晴天で、千手寺、東屋を経由して、頂上にある荒神山神社まで歩いて登りました。日夏里館もよく見えました。


2日は、例年のことながら仕事始めに、日夏里館で保存している日夏村役場文書に防虫剤入れを行いました。また、朝から『M・O・H通信』50号を読むと、1月23日の日夏里館の見学会とフォーラムが掲載されていて感謝、感謝です。

3日には西福寺の鏡餅切りに立会、12時からTBS系全国ネットで放映された新春スペシャルドラマ「百年の計、我にあり 知られざる明治産業維新リーダー伝」を視聴しました。近江に縁の二人、野洲市八夫出身の住友初代総理事の広瀨宰平とその甥で近江八幡市出身の住友二代目総理事伊庭貞剛を描いたドラマでした。事前のリーフレットには、「その仕事は100年先まで、人々を幸せにできるのか?」「明治維新の志士たちだけでは、急速な日本の発展は無かった。」「東洋のマチュピチュと称される旧別子銅山は、いかにして再生したのか。」とのキャッチコピーも付されていました。所々に資料や現地写真なども挿入されていて、興味深かった。
何ごとも、長い射程で考え、取り組みたいものです。
(再放送は、1月9日19:00からBS-TBSであるそうです。)

5日には葬儀に参列して戻ってくると、句会の方々が日夏里館2階和室で楽しく句会をされていました。こんな活動がつづけられていることを楽しみとしたいと思いました。
今年もよろしくお願い致します。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 17:22 Comments( 0 ) 日夏の景観 日夏の歳時記
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。