2011年02月28日

知られざるヴォーリズ建築

 2月25日発行のチェキポンに日夏里館が紹介された。



 「レトロ建物が伝えること」をテーマに湖東・甲賀の13の建物が紹介されている。

 筆頭は、ヴォーリズ建築の豊郷小学校旧校舎群。昭和12年に古川鉄治郎氏の巨額の寄付により竣工し、階段にあるウサギとカメが像で知られている。掲載されている建物を年代順に示すと、次の通りである。

旧柳原学校校舎 明治9年 近江八幡市安土町下豊浦
ガリ版伝承館 明治42年 東近江市蒲生岡本町
滋賀中央信用金庫銀座支店(旧明治銀行彦根支店) 大正7年 彦根市河原3丁目
俳遊館(旧彦根信用組合本社) 大正12年 彦根市本町1丁目
滋賀大学経済学部講堂 大正13年 彦根市馬場1丁目
旧彦根高等商業学校外国人教員住宅(ヴォーリズ建築) 大正13年 彦根市金亀町
旧水口図書館(ヴォーリズ建築) 昭和3年 甲賀市水口町本町 
甲良町立図書館(旧甲良東小学校) 昭和8年 甲良町横関
五個荘近江商人屋敷藤井彦四郎邸 昭和9年 東近江市宮荘町
日夏里館(旧日夏村役場) 昭和10年 彦根市日夏町
宇水理髪館 昭和10年 彦根市河原3丁目
豊郷小学校旧校舎群(ヴォーリズ建築) 昭和12年 豊郷町石畑
滋賀大学経済学部陸水会館(ヴォーリズ建築)昭和13年 彦根市馬場1丁目

 日夏里館については「知られざるヴォーリズ建築」と付記されている。



 今日は早速福井からわざわざお見えいただいた方があったとのこと。

 本当にありがとうございました。



Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:39 Comments( 0 ) ヴォーリズ建築

2011年02月25日

夜カフェとか

 今日は金曜の夜。日夏へ戻ってくると日夏里館に電気が点いている。
 車も何台かある。



 そういえば、先の利用団体の会議で、金曜日と土曜日の夜10時までカフェ開催とのことでした。
 3月18日金曜日から実施とのことです。

 日夏里館の夜も雰囲気があります。
 どうでしょうか。

 イルミネーションもそろそろ終わりにすべきでしょうか?

タグ :カフェ


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 21:54 Comments( 0 ) カフェ

2011年02月21日

壊れたドアノブ

 日夏里館一階には数多くドアが使用されていますが、そのいくつかはドアノブが無くなっています。





 二階へ至る南の入口も取っ手が無くなっています。利用いただいている方々も少し不便です。
 このため取り敢えずドアノブが無いかと探していましたところ、彦根の金物店で真鍮のノブがあったので購入し取り付けてみました。少し不似合いかとも思いますが、しばらくはご利用いただきたいと思います。



 少しは使いよくなるかと思いますが、本来のノブとは異なっています。
 建築時のドアノブが残っているのは2ヶ所で、その一つはこんなものです。



村長室のドアノブもこのように無くなっています。



 なぜこんなに無くなっているのでしょうか?

 ちょっと不可解にも思われます。


タグ :ドアノブ


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 18:52 Comments( 0 ) 建物外観

2011年02月14日

2月15日発刊だより19号

 夕方から雪が降り出して来て、今晩はまた雪が積もりそうです。

 今日は月曜日ですので投稿しなくてはと思います。
 2月15日付けの発行ですが、日夏歴史研究会のだより「日夏の歴史と文化」第19号が発刊され、彦根市の広報と一緒に折り込まれました。日夏里館にも設置されます。









 一粒社ヴォーリズ建築設計事務所において旧日夏村役場の設計図が発見されため、3月6日(日)午後2時30分からの学習会で紹介いただきます。
 どなたでも参加いただけます。ご期待下さい。
 日夏里館利活用のプロジェクトの検討も進みつつあります。

 ところで、去る2月12日の朝日新聞の磯田道史氏の「この人、その言葉 山本玄峰」で紹介されていたことば、

 「死んでから仏になるはいらぬこと この世のうちによき人になれ」

 苦労の上19歳の時ほとんど視力を失ったが、不自由な目で懸命に読書した高僧。朝夕、心に種をまき手入れしてこの世できちんと生きていくことを説いたという。

 妻に勧められて読み、心にとまったので記しておきます。




Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 18:13 Comments( 3 ) 日夏歴史研究会

2011年02月08日

北米移民の写真展

 昨月曜の夜、つい日夏歴史研究会の仕事をしていたため日を超えてしまいました。
 日夏里館をめぐる動きもあるのですが、7日~15日まで市役所ロビーで行なわれている北米移民の写真展について紹介しておきたいと思います。

 日夏からも多数の北米移民が知られることは、以前に紹介してきたところです。今朝の朝刊にも展示の紹介されているため、早速見学に行きました。



 展示では、開出今出身の北川源蔵氏らが開いた雑貨店日本バザー店内の写真や北川氏関係写真をはじめ、人々の暮らしぶりを示してくれる写真が展示されていました。新修彦根市史を編纂に伴う調査で確認された写真とのことです。



 家族の記念写真に見えるシアトルのアイコスタジオの名前は、日夏に残された写真でも見かけたスタジオ名です。



 「アジア太平洋戦争と日本人キャンプ」は、戦時中アメリカで強制収容されたことと同様であったことが知られます。

 実家への送金や故郷の寺や神社、小学校などへの多額の寄付についても、開出今の菅原神社や大藪の神社の事例を示しながら紹介されていました。

 日夏里館でもこのような展示会が出来るのではないかと思いました。
 今回の展示ではカナダ移民が中心でしたが、日夏で開催する場合は、アメリカ シアトルが中心になるのではないでしょうか。

 何とか月曜日の夜には投稿するように努力したいと思います。

タグ :北米移民


Posted by 日夏ヴォーリズ建築の会 at 20:58 Comments( 0 )
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プロフィール
日夏ヴォーリズ建築の会
フルヨじいさん

 本人はそんなに思っていないが、子どもたちから見ればやはりそのとおりか。

 日夏に生まれ日夏で暮らしてきた。これからも日夏の良さを再発見しながら暮らしていきたいと思う。できれば色々な方々と共に。