まちづくりは継承すること
10月15日午前、南地区公民館で「ぐる~っと荒神山 まちづくりシンポジウム」があった。残念ながら、会場へ行くことができなかったため、テープで聞かせていただいた。
基調講演は、滋賀県立大学の鵜飼修氏。鵜飼氏のテーマは「大学、学生との連携によるまちづくり」でした。
鵜飼氏の講演の中では氏の各地での取り組み、特色ある県立大学の紹介がなされたが、次のような言葉が気にかかった。
「まちづくりは継承すること。」
「本質を見極め未来につなぐ。」
何を継承するのかについては、地域を知ることが大切で、多面的に地域を見ることが大切で、地域診断法の紹介があった。
地域資源の活用が大切で、長いスパンで活動を継続することが大切とのこと。
地域の課題をビジネスとして解決する
コミュニティ・ビジネスが大切であること。そこでは、やっている人が活き活きしている。ex.徳島県上勝町の葉っぱビジネスの紹介もあったが。
眠っている資源を再評価し、活用できる資源とし、漠然としている問題・課題を洗い出し、抽出された問題・課題からテーマを選び、黙っている人材に動機付け、意欲ある人材、使命感を持った人育て、コミュニティ・ビジネスを進める。そのためには、様々な働きかけが必要とのこと。
ところで、
昔のビジネスは、地域のため、社会のためであった。
この
集落の大事なものは何かを学び考えることを話された。
日夏で大切なものは何か、継承すべきものは何か問うていきたいものです。その中に、自治の中心として日夏の人々が精力を傾けて建設した旧日夏村役場(現日夏里館)が加えられるならば、そんな嬉しいことはないのだが。
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