壁の向こうにドアがあった!

日夏ヴォーリズ建築の会

2010年03月10日 08:00

 日夏村役場と農協との間の壁を剥がすと、昔の腰板や窓が出てきたことは先に報告しました。
 更に村役場事務所の壁を叩いてみると、ガラスの入った建具の音がする。
 そこで、事務所の合板も剥がしてみることにしました。
 すると、次のような昔のドアが出てきました。



この色は昭和10年当時の様子を示しているはずです。

 それではドアの裏側がどうなっているかというと、次の写真のようなドアの色です。産業組合側はこんな色がぬられていました。これも昭和10年当時の色と考えられます。ドアの裏表でこんなにも違う、「ドアを開けるとそこは別世界であった。」といった感じです。



念のために剥がす前の様子等も示すとこんなことになります。












 右の白い合板の所からドアがそのまま出てきたのです。


 昔の窓もそのまま残っています。
 さて、これからどのように活かせていくのがよいのか、検討が必要と思います。
 意外に残っていたというのが実感で、ドアはそのまま使用したいと思います。
 カフェが開く頃にはどうなっているか、是非見に来て下さい。

    乞うご期待! 


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