村役場事務室談話会 泉エコーくらぶの活動

日夏ヴォーリズ建築の会

2017年03月15日 09:21

 3月14日の日夏村役場事務室談話会では、泉エコーくらぶの活動を紹介いただきました。話題提供は、荒木敬之さん。「ふるさとを次世代に!!」と題してでした。


 泉エコーくらぶは、「住んで良かったと皆が思えるまちづくり」をモットーに身近な地域環境とのふれあいを通じて、エコ意識の高揚と世代の交流と絆を深めることを目的に、区民70数名で平成13年3月に設立された。設立から16年になり、世代交代を意識しながら取り組んでおられ、次のような活動をされています。
 ・春花・夏花プランターの集落内への配置
 ・耕作放棄田でのコスモス畑設置
 ・花作りや野菜作りのイロハ研修会
 ・環境美化啓発看板の設置やポケットパークの葉刈り・除草
 ・水車の政策設置と鯉の放流
 ・子とも会と共催しホタル観察会の開催
 ・ホタルのための水田畦畔の除草
 ・子ども花壇への協力
 ・地蔵盆に協賛して「エコーまつり」の開催
 ・子どもエコ調査隊により環境マップづくり
 ・身近な水環境の全国一斉調査への参加
 ・環境フォーラム湖東にパネル出展参加
 ・子ども会にカロム盤の制作寄贈
 ・広報誌「エコーくらぶだより」年2回発行
提供いただいた広報誌はカラー。写真がいっぱいで、活動の様子がよく分かります。

 また、滋賀県立大学の上田洋平先生が進めておられる地域に暮らす人々の五感体験の記憶調査を既に進めておられ、今後地域の生活誌を一枚の絵屏風として表現する「ふるさと絵屏風」づくりを目指しておられるとのことでした。
 日夏の8集落の中で最も活発に町づくりに取り組んで居られるように思います。学びたいところが多くありますが、まねることは容易ではないように思います。良い循環を創り出してこられているように思います。
 これまで団塊の世代がリードしてきたようですが、次世代へ継承を意識しながら取り組んで居られるようです。日夏町に刺激を与えつづけてほしいと思いました。
 4月からの談話会は、荒神山に関係する話題で進めたいと思っています。4月11日(第2火曜日)13時~は千手寺の住職さんから話題提供いただきます。興味のある方はお越し下さい。会場は、日夏里館1階の村役場事務室です。


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